SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
令和7年度春期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アサービスマネジメントシステム及びサービスに必要な資源が利用可能であることを確実にする。
- イサービスマネジメントシステムが,その意図した成果を達成できるという確信を与える。
- ウサービスマネジメント方針と整合するサービスマネジメントの目的を確立する。
- エ設定されたパフォーマンス基準に従ってプロセスの管理を実施する。
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リスクと機会を整理する視点
この種の問題では、用語の印象だけで判断せず、組織や活動に起こり得る変化を想定し、それが目標や成果に与える影響を捉えるという観点から各選択肢を丁寧に読み比べます。
この問題で問われていること
一つの観点に絞り、挙げられた内容が将来の不確実な変化を捉えるための整理として、対象・影響・目的のつながりを保っているかを確認してください。
視点
リスクと機会を考えるときは、個別の対応策や手順を先に覚えるのではなく、何を対象に、どのような不確実性を見て、活動の成果とどう結び付けて考えるかを整理します。
確認ポイント
- 対象が組織の目標や成果と結び付いているか
- 不確実な変化による影響を確認する視点があるか
- 単なる作業手順ではなく、整理する目的に沿っているか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
リスク及び機会を決定する目的は、サービスマネジメントシステムが意図した成果を達成できるという確信を与えることです。
理由
リスク及び機会への取組みは、サービスマネジメントシステムの計画において、システムが意図した成果を達成できるようにするための検討です。したがって、システム全体の達成可能性に関する記述が適切です。
比較
アは資源の利用可能性の確保、ウは方針と整合する目的の確立、エは設定基準に基づくプロセス管理を示します。それぞれ関連する管理活動ではあるが、リスク及び機会を決定する目的そのものではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。資源が利用可能であることの確実化は、サービスマネジメントシステムやサービスを支える資源管理に関する内容である。リスク及び機会を決定する目的として示される、システムの達成可能性そのものを表していない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。リスク及び機会を決定する目的は、サービスマネジメントシステムがその意図した成果を達成できるという確信を与えることである。選択肢イは、リスク及び機会への取組みが目指すシステム全体の状態を適切に表している。
選択肢ウ
これは不正解だよ。サービスマネジメント方針と整合するサービスマネジメントの目的を確立することは、方針と目的の設定に関する内容である。リスク及び機会を決定する目的を直接説明したものではない。
選択肢エ
これは不正解だよ。設定されたパフォーマンス基準に従ってプロセスの管理を実施することは、プロセス運用やパフォーマンス管理に関する内容である。リスク及び機会を決定する目的とは異なる。
学習のポイント
リスク対応の目的と、資源確保・目的設定・プロセス管理を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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