SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
令和7年度春期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問2
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アサービスマネジメントシステム(SMS)及びサービスに必要な資源が利用可能であることを確実にすることによって,SMSに関するトップマネジメントのリーダーシップ及びコミットメントを実証する。
- イ他の関係者が運用する,組織のSMSのプロセスを決定し,サービスの要求事項を満たすため,他の関係者が運用するSMSの範囲内のプロセスを統合する。
- ウ適切な教育,訓練又は経験に基づいて,SMS及びサービスのパフォーマンス及び有効性に影響を与える業務を組織の管理下で行う人々が力量を備えていることを確実にする。
- エプロセスが計画どおりに実施されたという確信をもつために必要な程度の,文書化した情報を保持する。
解き方のヒントを見る
力量要求を読むための確認視点
力量に関する記述を読むときは、個別の表現を暗記せず、要求が誰に何を求め、どのような根拠で確認する構造になっているかに注目し、文全体の関係を落ち着いて整理しましょう。
この問題で問われていること
選択肢を比較する際は、力量に関する要求の対象と、確認・維持・見直しに結び付く説明の対応関係だけを整理し、細かな用語の印象や一部の語句だけで判断しないようにします。
視点
力量要求は、対象、求められる状態、確認の根拠という観点に分けて読むと、記述同士の関係を整理しやすくなります。まず文の役割を捉え、表現の強さや順序だけで結論を決めないことが大切です。
確認ポイント
- 要求の対象が文中で一貫しているか確認する
- 確認の根拠と要求内容が同じ役割として扱われていないか見る
- 用語の印象ではなく文全体の関係を読み取る
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
正解は、SMS及びサービスのパフォーマンスと有効性に影響する業務を行う人々について、適切な教育、訓練又は経験に基づく力量を確実にする要求事項を示した選択肢です。
理由
力量とは、知識や技能などを業務に適用できる能力に関する考え方です。この設問では、SMS及びサービスのパフォーマンスと有効性に影響する業務を行う人々が、教育、訓練又は経験に基づく力量を備えることを確実にする要求が該当する。
比較
他の選択肢は、それぞれトップマネジメントのリーダーシップ、他の関係者が運用するプロセスとの統合、又は計画どおりの実施を裏付ける文書化した情報の保持に関する要求であり、力量そのものを扱っていない。
選択肢ア
これは不正解だよ。この記述は、SMS及びサービスに必要な資源を利用可能にすることを通じて、トップマネジメントのリーダーシップ及びコミットメントを実証する内容である。経営層の責任に関する要求であり、業務を行う人々の教育、訓練又は経験に基づく力量を確実にする要求ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。この記述は、他の関係者が運用するSMSのプロセスを決定し、サービス要求事項を満たすために対象範囲のプロセスを統合する内容である。関係者間のプロセス管理に関する要求であり、人々が適切な教育、訓練又は経験に基づく力量を備えることを扱っていない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。SMS及びサービスのパフォーマンスと有効性に影響を与える業務を組織の管理下で行う人々について、適切な教育、訓練又は経験に基づく力量を備えていることを確実にするとしている。力量に関する組織への要求事項を直接示している。
選択肢エ
これは不正解だよ。この記述は、プロセスが計画どおりに実施されたという確信を得るため、必要な程度の文書化した情報を保持する内容である。証拠となる情報の保持に関する要求であり、業務を行う人々の能力や教育、訓練、経験を扱う力量の要求ではない。
学習のポイント
力量要求の対象者、能力の根拠、業務への影響を結び付けて理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問2(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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