SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成29年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アコンデンサに蓄えた電荷を用いて,データを記憶する。
- イ電気抵抗の値を用いて,データを記憶する。
- ウ一つのメモリセルに2ビット以上のデータを記憶する。
- エフリップフロップを利用して,データを記憶する。
解き方のヒントを見る
フラッシュメモリの比較軸を整理
選択肢を読む前に、記憶素子の構成やデータ保持の仕組みを、他の方式と比べるための観点に分けて整理しましょう。名称の印象ではなく、設問が尋ねる軸に沿って確認することが大切です。
この問題で問われていること
記憶方式を評価するとき、設問が注目している性質を一つだけ取り出し、その性質について述べられた説明が、対象の仕組みと整合するかを確認します。複数の観点を一度に判断せず、対応関係を丁寧に見ます。
視点
方式名から連想で決めず、設問の主語と説明の対象をそろえたうえで、問われている一つの性質との対応だけを確認します。周辺知識を広げすぎず、文の条件と説明の関係を落ち着いて整理しましょう。
確認ポイント
- 設問が比較・説明・評価のどれを求めているかを確認する
- 判断対象と述べられている性質の対応を一つずつ整理する
- 用語の印象ではなく、文中の条件と説明の関係を読み直す
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
MLCフラッシュメモリは、Multi-Level Cellの名のとおり、一つのメモリセルで複数の電気的状態を区別し、2ビット以上のデータを記憶する方式です。
理由
MLCは、一つのメモリセルに複数の状態を持たせることで、1セル当たり2ビット以上のデータを記憶するフラッシュメモリの方式です。したがって、セル当たりの記憶量に関する説明が適切です。
比較
コンデンサ、電気抵抗、フリップフロップは、それぞれ別の記憶方式や回路要素を説明する語であり、MLCフラッシュメモリの特徴を直接表すものではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。コンデンサに蓄えた電荷を用いてデータを記憶するという説明は、MLCフラッシュメモリの特徴を示していない。MLCで重要なのは、一つのメモリセルが複数の状態を区別してデータを保持する点であり、コンデンサを記憶素子とする説明とは異なる。
選択肢イ
これは不正解だよ。電気抵抗の値を用いてデータを記憶するという説明は、MLCフラッシュメモリの特徴として適切ではない。設問で問われているMLCは、記憶方式の名称が示すように、1個のセルで複数ビットを扱う点に特徴がある。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。MLCはMulti-Level Cellの略で、一つのメモリセルに複数の電気的状態を持たせて情報を記憶する方式である。そのため、一つのメモリセルに2ビット以上のデータを記憶するという説明が、MLCフラッシュメモリの特徴に一致する。
選択肢エ
これは不正解だよ。フリップフロップを利用してデータを記憶するという説明は、MLCフラッシュメモリの特徴を表していない。フリップフロップは状態を保持する回路として用いられるが、MLCの要点は、一つのメモリセルで2ビット以上を記憶することにある。
学習のポイント
MLC、コンデンサ、抵抗、フリップフロップの記憶方式を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針