SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成29年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問2
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア案1
- イ案2
- ウ案3
- エ案4
解き方のヒントを見る
評価の前提をそろえて考える
評価を検討するときは、判断に用いる情報が、同じ前提の下で扱われているかに着目しましょう。目立つ情報だけで結論を急がず、与えられた条件に立ち返り、評価の前提を丁寧に確かめることが大切です。
この問題で問われていること
この問題では、評価を支える前提の一貫性という観点に絞って考えてみましょう。判断に関わる情報を捉える際は、それぞれに別の前提を持ち込んでいないか、与えられた条件との関係を確かめてください。
視点
考えを整理する際は、与えられた条件と自分で補った想定を区別しましょう。判断の前提が途中で変わっていないかを振り返ることが、検討を進める手掛かりになります。
確認ポイント
- 判断の前提を与えられた条件から確認したか
- 途中で前提を変えて考えていないか
- 自分の想定を与えられた条件と混同していないか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
各項目の採点結果に対応する重みを掛け、効果とリスクをそれぞれ合計します。効果からリスクを引くと、案1は3点、案2は1点、案3は7点、案4は−13点となり、最も高い案3(ウ)が正解です。
理由
案3の採点結果は、効果が順に2、2、5、リスクが順に5、1です。対応する重みを掛けると、効果の総評価点=2×3+2×2+5×4=30点、リスクの総評価点=5×3+1×8=23点となります。したがって、総合評価点=30点−23点=7点です。採点結果そのものに重みを1回掛けて計算します。
比較
案1は、効果=5×3+2×2+3×4=31点、リスク=4×3+2×8=28点で、総合評価点=31点−28点=3点です。案2は、効果=4×3+4×2+4×4=36点、リスク=1×3+4×8=35点で、総合評価点=36点−35点=1点です。案4は、効果=4×3+5×2+2×4=30点、リスク=1×3+5×8=43点で、総合評価点=30点−43点=−13点です。いずれも案3の7点を下回ります。
選択肢ア
これは不正解だよ。案1の効果は5×3+2×2+3×4=31点、リスクは4×3+2×8=28点なので、総合評価点は31−28=3点です。作業コスト削減の評価は5ですが、技術リスクの評価4にも重み3が掛かり、総合評価点が最大の案3の7点を下回ります。
選択肢イ
これは不正解だよ。案2の効果は4×3+4×2+4×4=36点、リスクは1×3+4×8=35点なので、総合評価点は36−35=1点です。効果の評価は全て4ですが、スケジュールリスクの評価4に重み8が掛かって32点となり、総合評価点は案3の7点を下回ります。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。案3の効果は2×3+2×2+5×4=30点、リスクは5×3+1×8=23点なので、総合評価点は30−23=7点です。セキュリティ強化の評価5に重み4が掛かって20点となります。他の案の総合評価点は3点、1点、−13点であり、案3が最も高くなります。
選択肢エ
これは不正解だよ。案4の効果は4×3+5×2+2×4=30点、リスクは1×3+5×8=43点なので、総合評価点は30−43=−13点です。システム運用品質向上の評価は5ですが、スケジュールリスクの評価5に重み8が掛かって40点となり、リスクの総評価点が効果を上回ります。
学習のポイント
採点結果と重みを区別し、項目ごとの積を合計してから、効果からリスクを差し引く計算を確認しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問2(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針