SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成27年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問22
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アIPアドレスからMACアドレスを得るためのプロトコル
- イIPアドレスからホスト名(ドメイン名)を得るためのプロトコル
- ウMACアドレスからIPアドレスを得るためのプロトコル
- エホスト名(ドメイン名)からIPアドレスを得るためのプロトコル
解き方のヒントを見る
用語と手順を見極める視点
問題文の条件と各選択肢が指す対象を対応づけ、用語の定義だけでなく、問われている場面・目的・役割との整合性を一つずつ確認して、表面的な語感に引きずられないように考えます。
この問題で問われていること
最も重視する観点は、選択肢の説明が問題文の条件下で果たす役割と矛盾していないかです。用語の印象ではなく、対象・目的・適用場面の関係に注目し、その対応を確かめます。
視点
用語や手順を判断するときは、まず問われている対象を抽象化し、次に目的、関係する役割、適用される場面を切り分けます。そのうえで、選択肢の説明が条件と同じ粒度で対応しているかを見ます。
確認ポイント
- 問題文の条件のうち、判断対象と目的に関係する部分を拾う
- 選択肢が説明している対象・役割・場面の対応関係を確認する
- 用語の知名度や表現の強さではなく、条件との整合性に注目する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
ARPは、同一ネットワーク上でIPアドレスに対応するMACアドレスを調べ、IP通信を実際のリンク層の送信先へ届けるために用いられる。
理由
ARPは、TCP/IPネットワークで指定されたIPアドレスに対応するMACアドレスを求めるために使われる。IP層の宛先情報を、同一ネットワーク上でフレームを届ける際に必要なリンク層の宛先情報へ対応付ける仕組みです。
比較
ホスト名やドメイン名とIPアドレスを対応付ける処理は、名前解決の役割です。ARPはホスト名を扱うものではなく、IPアドレスとMACアドレスの対応を調べる点を区別して覚える。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。ARPは、TCP/IPネットワークで指定されたIPアドレスに対応するMACアドレスを求めるために使われる。IP層の宛先情報を、同一ネットワーク上でフレームを届ける際に必要なリンク層の宛先情報へ対応付ける仕組みである。
選択肢イ
これは不正解だよ。IPアドレスからホスト名(ドメイン名)を得る処理は、名前とIPアドレスを対応付ける名前解決の役割であり、ARPの説明ではない。ARPが扱うのは、ホスト名ではなく、ネットワーク通信で用いるアドレス情報の対応関係である。
選択肢ウ
これは不正解だよ。MACアドレスからIPアドレスを得るという向きは、設問のARPの基本的な説明と一致しない。ARPは、IP通信の宛先として指定されたIPアドレスに対応するMACアドレスを確認し、同一ネットワーク内への配送に利用する。
選択肢エ
これは不正解だよ。ホスト名(ドメイン名)からIPアドレスを得る処理は、ドメイン名とIPアドレスの名前解決に関するものだ。ARPはホスト名を対象にせず、IPアドレスとMACアドレスの対応を調べるプロトコルなので、この説明とは役割が異なる。
学習のポイント
IP・MACアドレスと、ホスト名解決の役割を区別して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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