SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成27年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アOSがシステム異常を検出した。
- イウォッチドッグタイマが最大カウントに達した。
- ウシステム監視LSIが割込み要求を出した。
- エユーザプログラムがカーネルの機能を呼び出した。
解き方のヒントを見る
条件に沿って用語と手順を整理する視点
設問の条件と問われている対象の関係を丁寧に読み取り、用語の意味だけで判断せず、場面・目的・前後の流れをそろえて検討し、根拠を一つずつ確かめることを意識しましょう。
この問題で問われていること
一つの観点として、問われている役割や手順が、提示された条件のどの部分と結び付いているかを確認し、表面的な語の印象に引きずられず、条件との対応を軸に考えてください。
視点
用語や手順を確認するときは、まず設問が示す目的と状況を捉え、そのうえで対象の役割、実施される順序、期待される結果のつながりを整理します。個別の表現ではなく、条件との対応関係に注目すると、判断の根拠を落ち着いて確認できます。
確認ポイント
- 設問が示す目的や前提条件を、判断の基準として整理できているか。
- 問われている対象の役割を、周辺の説明や場面との関係で捉えているか。
- 手順や用語の判断が、語感ではなく条件との対応に基づいているか。
正解と解説を見る
正解
エ
解説
SVC(SuperVisor Call)は、ユーザプログラムからOSのカーネル機能を呼び出すためのソフトウェア割込みであり、監視回路やタイマが発するハードウェア割込みとは発生契機が異なる。
理由
SVCは、ユーザプログラムがOSのカーネル機能を利用するときに発生させるソフトウェア割込みです。これにより、ユーザモードの処理からカーネル側の処理へ移行する。
比較
ウォッチドッグタイマやシステム監視LSIからの通知は、タイムアウトや異常を知らせるハードウェア割込みに該当する。OSが異常を検出することも、SVCの直接の発生契機ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。OSがシステム異常を検出することは、OS内部の処理や障害対応の契機であり、ユーザプログラムがカーネル機能を利用するために発生させるSVC割込みの直接の発生要因ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。ウォッチドッグタイマが最大カウントに達した場合は、監視対象の応答停止などを知らせるタイムアウト系のハードウェア事象である。SVCはカーネル機能呼出しのためのソフトウェア割込みなので、発生契機が異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。システム監視LSIが割込み要求を出すのは、システム状態の異常などをハードウェアから通知する場合である。SVCは監視LSIの要求ではなく、ユーザプログラムによるカーネル機能呼出しに対応する割込みである。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。SVCは、ユーザプログラムがOSのカーネル機能を呼び出すときに発生するソフトウェア割込みである。ユーザプログラムから特権的なOS処理へ移行するための仕組みなので、この記述が適切である。
学習のポイント
ソフトウェア割込みとハードウェア割込みの発生源を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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