SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成27年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア110
- イ120
- ウ135
- エ150
解き方のヒントを見る
条件と役割の対応を確認する視点
設問では、用語や手順そのものの暗記だけでなく、問題文の条件と対象の役割がどのように結び付くかを丁寧に確認します。説明の対象、前提、目的の関係を整理し、表面的な語句の一致だけで判断しないことが大切です。
この問題で問われていること
今回の確認では、各候補が示す内容を、問題文の条件・目的・対象範囲の三点に照らして読み比べることに集中します。用語の印象ではなく、説明全体が設問の前提と矛盾なくつながっているかを一つの観点として確かめてください。
視点
用語や手順を検討するときは、まず設問が置いている前提を短く整理し、そのうえで対象が担う役割、適用される範囲、達成したい目的の関係を読み取ります。候補の表現が似ていても、条件との対応関係を中心に捉えると、判断の根拠を説明しやすくなります。
確認ポイント
- 問題文の条件と、確認対象の役割を対応付けて読めているか
- その説明が示す目的と、設問で求められている観点が一致しているか
- 語句の印象ではなく、前提から結論までのつながりを確認できているか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
5日目終了時点のアーンドバリュー分析では、EVとACから現在のコスト効率を求める。今後も同じ効率が続く条件なので、その効率を完成時予算に適用してEACを算出する。
理由
現在のコスト効率指数は、CPI=EV/AC=40万円/60万円=2/3です。今後もこの効率が続く場合、完成時総コスト見積りはEAC=BAC/CPI=100万円÷(2/3)=150万円となる。
比較
PV=50万円は計画上の出来高を示す値であり、今回のように現在のコスト効率を継続するEACの計算では、EVとACの比率を使う。したがって、単純な期間比例やPVを用いた計算では条件を満たさない。
選択肢ア
これは不正解だよ。110万円は、表のBAC=100万円、PV=50万円、EV=40万円、AC=60万円から、現在のコスト効率を継続するとしたEACとしては得られない。PVを残作業費のように扱うなど、問題文と異なる前提を置いた値と考えられ、単位が万円でも条件に一致しない。
選択肢イ
これは不正解だよ。120万円は、BAC+AC−EV=100+60−40として計算した場合に得られる値だが、現在のコスト効率を残作業にも適用する条件とは異なる。実コストをそのまま加えるだけでは、CPI=EV/AC=2/3による効率を反映できない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。135万円は、提示されたBAC、EV、ACから求めるCPI=2/3を使い、今後も同じコスト効率が続くとするEACの計算結果ではない。問題文にない補正率や別の効率を加えた値となるため、数値と条件の対応がなく、万円単位だけ一致しても採用できない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。現在のコスト効率はCPI=EV/AC=40万円/60万円=2/3であり、今後も続くなら残作業をこの効率で見積もる。したがってEAC=BAC/CPI=100万円÷(2/3)=150万円となる。表の金額を万円単位で計算した結果が選択肢エに一致する。
学習のポイント
CPIを使ったEACの算出と、PVをコスト効率の計算に使わない理由を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針