SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成26年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問23
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アクッキーを使ったシングルサインオンの場合,サーバごとの認証情報を含んだクッキーをクライアントで生成し,各サーバ上で保存,管理する。
- イクッキーを使ったシングルサインオンの場合,認証対象のサーバを,異なるインターネットドメインに配置する必要がある。
- ウリバースプロキシを使ったシングルサインオンの場合,認証対象のWebサーバを,異なるインターネットドメインに配置する必要がある。
- エリバースプロキシを使ったシングルサインオンの場合,利用者認証においてパスワードの代わりにディジタル証明書を用いることができる。
解き方のヒントを見る
条件と役割の対応を確かめる視点
用語や手順の名称だけで判断せず、設問中の条件が何を求め、各記述がどの役割や目的に対応するかを整理して、定義・目的・前提の関係と、記述同士の違いを比べる順序を意識してください。
この問題で問われていること
確認の中心は、設問で示された条件と、問われている概念の役割が無理なく結び付いているかです。まず目的と前提を分け、次に記述がその条件に沿うかを一つずつ照合してください。
視点
設問を読んだら、対象となる概念について、目的、適用される場面、前提となる条件、期待される役割を分けて整理します。そのうえで、文中の条件と各記述の関係を同じ観点で比較し、表面的な語句の一致だけに頼らないようにします。
確認ポイント
- 設問の条件は、何を確認するために置かれていますか?
- 問われている概念の役割と目的を、混同せずに整理できていますか?
- 記述の意味は、示された前提や条件と一貫して結び付いていますか?
正解と解説を見る
正解
エ
解説
シングルサインオンは、認証処理をどこで行うかと、どの認証手段を利用できるかで特徴を整理できる。リバースプロキシ方式では、利用者認証にディジタル証明書を用いることができるため、エが適切です。
理由
リバースプロキシ方式では、利用者からのアクセスをプロキシで受け、そこで認証処理を行う構成を取れる。利用者認証ではパスワードに限らず、ディジタル証明書を使うこともできる。
比較
クッキー方式やリバースプロキシ方式について、認証対象サーバを異なるインターネットドメインに配置することが必須であるとはいえない。また、クッキーを各サーバ用の認証情報として個別に生成・保存する説明も適切ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。クッキー方式では、クライアントが各サーバ用の認証情報を生成して各サーバに保存・管理するという構成にはならない。シングルサインオンで共有される認証状態の扱いを、サーバごとの認証情報の個別生成・保存と取り違えている。
選択肢イ
これは不正解だよ。クッキー方式では、認証対象サーバを異なるインターネットドメインに配置する必要があるわけではない。クッキーを利用して認証状態を連携する際のドメイン条件を、異なるドメインへの配置が必須であるかのように述べている点が誤りである。
選択肢ウ
これは不正解だよ。リバースプロキシ方式では、利用者から見える認証の入口をプロキシ側に集約できるため、認証対象のWebサーバを異なるインターネットドメインに配置する必要はない。異なるドメイン配置を必須条件としている点が誤りである。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。リバースプロキシ方式では、利用者認証をプロキシ側で扱う構成が可能であり、認証手段としてパスワードだけでなくディジタル証明書を用いることもできる。したがって、パスワードの代替として証明書を利用できるという説明は適切である。
学習のポイント
方式ごとの認証処理の場所と、利用可能な認証手段を対応付けて覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問23(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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