SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成26年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問15
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア業務データ量の増加傾向を把握し,ディスク装置の増設などを計画して実施する。
- イシステム開発の設計工程では,主に論理データベース設計を行い,データ項目を管理して標準化する。
- ウシステム開発のテスト工程では,主にパフォーマンスチューニングを担当する。
- エシステム障害が発生した場合には,データの復旧や整合性のチェックなどを行う。
解き方のヒントを見る
条件と役割の対応関係を確認
設問の条件を一つずつ読み取り、問われている用語・手順・役割が、その条件のどの部分と関係するかを整理しましょう。言葉の印象だけで決めず、要求との対応に注目します。
この問題で問われていること
今回の確認では、条件と対象の役割がどのように対応しているかという一点に絞り、設問が求める観点と説明の範囲が一致しているかを丁寧に見比べます。周辺知識へ広げずに考えます。
視点
用語や手順を考えるときは、まず設問中の条件を抽出し、それぞれが何を要求しているかを整理します。その後、対象の役割と条件の対応を確認し、説明が問われた範囲から逸れていないかを見ます。
確認ポイント
- 設問が明示した条件を、読み落としなく拾えているか
- 問われている対象の役割を、条件との関係で整理できているか
- 説明の範囲が、設問で求められた観点から外れていないか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
DAは組織全体のデータの意味や構造を整え、論理データベース設計、データ項目の管理、標準化を担います。一方、DBAはデータベースの物理的な運用、性能、障害対応を担うため、適切なのはイです。
理由
データ管理者(DA)は、業務で扱うデータの定義や関係を組織横断で整理し、論理データベース設計やデータ項目の標準化を進めます。したがって、設計工程でこの役割を示すイが適切です。
比較
ディスク増設、性能調整、障害時の復旧や整合性確認は、データベースを稼働させるDBA側の運用管理に当たります。DAの役割と、DBAが担う物理・運用面を区別します。
選択肢ア
これは不正解だよ。業務データ量の増加傾向を把握すること自体はデータ活用の管理に関係しますが,ディスク装置の増設を計画して実施するのは,容量や物理資源を管理するDBAの運用業務です。DAの論理設計・標準化の役割とは異なります。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。DAは業務上のデータ項目を定義し,データ同士の関係を整理する論理データベース設計を担います。さらに,組織内で項目の意味や形式をそろえて標準化するため,設計工程で主に論理設計とデータ項目管理を行うという説明に合致します。
選択肢ウ
これは不正解だよ。パフォーマンスチューニングは,索引や記憶装置,設定などを調整してデータベースの性能を改善する作業です。主にデータベースの稼働性能を扱うDBAの領域であり,DAが設計工程で担う論理設計や標準化の説明ではありません。
選択肢エ
これは不正解だよ。障害発生時のデータ復旧や整合性のチェックは,データベースを安全に運用し,障害から回復させるための管理作業です。したがってDBAの責任範囲に近く,業務データの定義・論理構造・標準化を担うDAの役割とは異なります。
学習のポイント
DAの論理面とDBAの物理・運用面の境界を整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問15(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針