SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成25年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問22
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アビューの元の表に新たな列を追加するときは,既存のビューにも影響が出るので,ビューを再定義する必要がある。
- イビューの列は,元の表の列名と異なる名称で定義することができる。
- ウビューは,元の表から指定した列を抜き出すように定義するものであり,指定条件を満たす行を抜き出すように定義することはできない。
- エ二つ以上の表の結合によって定義されたビューは,いつでも更新操作が可能である。
解き方のヒントを見る
ビューの定義と更新性を整理する視点
ビューを確認するときは、見えている結果だけで判断せず、元となる表との対応関係と、変更操作がどの範囲に影響するかを分けて整理しましょう。定義と操作の関係に注目します。
この問題で問われていること
一つの観点として、ビューの定義が基底表のどの情報をどのように参照しているかを読み取り、その構造から更新時の影響範囲を検討できるか確認してください。表面的な表示結果と元データへの作用を混同しないことが重要です。
視点
ビューを読む際は、定義が表す論理的な見え方と、背後にある元データとの対応を切り分けます。そのうえで、参照関係が変更操作にどう関係するかを、個別の選択肢ではなく構造の観点から検討してください。
確認ポイント
- 定義が参照する元データの範囲を確認する
- 表示される結果と元データの関係を整理する
- 変更操作がどの対象に及ぶかを切り分ける
正解と解説を見る
正解
イ
解説
ビューは、元の表に対する問合せ結果を仮想的な表として扱う仕組みであり、列名の変更、行の抽出、複数表の結合などを指定できる。したがって、列名に関する記述を確認する。
理由
ビューでは、元の表から必要な列や条件に合う行を選び、問合せ結果を表として扱うことができる。また、選択した列には別名を付けられるため、元の表の列名と異なる名称でビューの列を定義できる。
比較
元の表への列追加があっても、既存ビューの定義が必ず再定義を要するとは限らない。行の抽出もビューで指定できる。一方、複数表を結合したビューは、結合の内容によって更新できない場合があり、常に更新可能ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。元の表に新しい列が追加された場合でも、既存ビューが参照している列や定義が直ちに変わるとは限らない。そのため、列追加のたびに必ずビューを再定義しなければならない、という断定は適切ではない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。ビューの列は、元の表から選択した列をそのまま表示するだけでなく、問合せの結果に別名を付けて定義することもできる。したがって、ビューの列名を元の表の列名と異なる名称にすることが可能である。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ビューは列を選択するだけのものではない。元の表に対して条件を指定し、その条件を満たす行だけをビューに含める定義もできるため、行の抽出ができないとする説明は誤りである。
選択肢エ
これは不正解だよ。二つ以上の表を結合して作ったビューは、結合方法や定義内容によって更新操作が制限されることがある。したがって、結合によって定義されたビューがいつでも更新可能だとする記述は適切ではない。
学習のポイント
ビュー定義、列別名、行の抽出、結合ビューの更新可能性を整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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