SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ

平成25年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問4

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

オンラインシステムの性能監視における注意事項のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    OSやネットワークなどの複数の測定項目を定常的に監視する。
  2. イ
    オンライン時間帯に性能を測定することはサービスレベルの低下につながるので,測定はオフライン時間帯に行う。
  3. ウ
    性能データのうちの一定期間内の最大値だけに着目し,管理の限界を逸脱しているかどうかを確認する。
  4. エ
    性能を測定する間隔は短いほど良い。
解き方のヒントを見る

条件と用語の対応を確認する

選択肢を読むときは、用語や手順の一般的な印象だけで判断せず、問題文が示す目的・対象・前提条件との対応関係を一つずつ確認しましょう。似た表現の違いにも注意します。

この問題で問われていること

この設問では、各選択肢が示す内容を、問題文の条件に照らしたときに同じ役割や範囲を指しているかという一点に絞って見比べ、知識の連想だけでまず決めないことが重要です。

視点

判断の軸を、用語の暗記量ではなく、提示された条件と選択肢の説明がどの関係にあるかという対応確認に置きます。

確認ポイント

  • 問題文の目的と対象を先に整理する
  • 選択肢の説明が条件のどの部分に対応するか確認する
  • 言葉の似ている印象ではなく、条件との一致範囲を見直す
正解と解説を見る

正解

ア

解説

オンラインシステムの性能監視では、OSやネットワークなど複数の項目を定常的に測定し、運用中の性能変化や異常の兆候を継続的に把握することが重要です。

理由

性能状態は単一の指標や一時点の測定だけでは十分に把握できない。OS、ネットワークなど複数の測定項目を定常的に監視することで、性能劣化の兆候や原因を早期に捉えやすくなる。

比較

オンライン中の実際の負荷を測定対象から外すこと、最大値だけを見ること、測定間隔を短くすることだけを重視することは、いずれも監視設計として不十分です。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。オンラインシステムの状態は、OSやネットワークなど複数の測定項目を定常的に監視して、負荷や性能劣化の兆候を継続的に把握するのが適切である。単一の項目や一時点だけでは原因や異常の全体像を捉えにくい。

選択肢イ

これは不正解だよ。オンライン時間帯の測定はサービスに影響し得るが、性能監視をオフライン時間帯だけに限定すると、実際の利用中に発生する負荷や応答遅延を把握できない。影響を抑える工夫をしつつ、オンライン中も監視する必要がある。

選択肢ウ

これは不正解だよ。一定期間内の最大値だけに着目すると、通常の推移、継続時間、平均的な負荷などを見落とす。性能データは管理限界との関係を含め、時系列の変化や複数指標を確認して判断する必要がある。

選択肢エ

これは不正解だよ。測定間隔は短ければ必ず良いわけではなく、監視処理自体の負荷、データ量、分析のしやすさとのバランスが必要である。対象システムや測定項目に応じて、適切な間隔を設定する。

学習のポイント

性能監視の対象、測定時期、データの見方、測定間隔を総合的に判断する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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