SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成25年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問1
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア開発が完了し,顧客に提供することが可能なサービス
- イ今後,段階的に停止されたり,取り消されたりするサービス
- ウサービスオペレーション段階で実行されているサービス
- エ将来提供する予定である開発中のサービス
解き方のヒントを見る
役割と時間軸を照合する視点
候補を名称の印象だけで判断せず、問題文が示す対象の役割・状態・時間軸を手掛かりに、同じ枠組みの中で比較する順序を意識しましょう。さらに、似た表現があっても、設問が求める観点との対応を一度立ち止まって確認します。
この問題で問われていること
一つの観点として、各候補が何を表すものとして述べられているかを主語と時点に分け、問題文の記述との対応関係を丁寧に確認してください。候補同士の細かな違いを先に覚えるより、設問の条件と同じ軸で読み比べることを優先します。
視点
構成要素を区別するときは、用語の暗記だけに頼らず、対象が担う役割、置かれている状態、扱われる時点や段階を読み分けます。候補と設問の関係を同じ基準で照合すると、表現の似た説明も整理しやすくなります。
確認ポイント
- 設問の主語が指している対象と、候補の説明対象が一致しているか確認する。
- 候補が示す役割や状態を、同じ比較軸で読み取り、表現の印象だけで決めない。
- 時点や段階の違いが説明に含まれているかを確認し、設問の条件との対応を見直す。
正解と解説を見る
正解
エ
解説
サービスパイプラインは、将来提供する予定で、現在開発中または検討中のサービスを管理する領域です。したがって、開発中のサービスを示すエが該当します。
理由
サービスパイプラインは、将来提供するサービスの候補や開発中のサービスを収録する。まだ顧客への提供段階に達していないサービスを、将来のサービス提供に向けて管理するための区分です。
比較
提供可能または運用中のサービスはサービスカタログに関係し、停止・取消しの対象となるサービスは廃止済みサービスとして扱われる。よって、将来提供予定の開発中サービスを示すエが適切です。
選択肢ア
これは不正解だよ。開発が完了して顧客へ提供可能な状態のサービスは、将来提供に向けて管理するサービスパイプラインではなく、提供可能なサービスを扱うサービスカタログ側の区分に該当する。
選択肢イ
これは不正解だよ。今後、段階的に停止されたり取り消されたりするサービスは、ライフサイクルの終了側にあるサービスである。将来提供するために開発中のサービスを収録するサービスパイプラインとは目的が異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。サービスオペレーション段階で実行されているサービスは、すでに顧客へ提供され運用されているサービスである。将来提供予定のサービスを管理するサービスパイプラインの対象ではない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。サービスパイプラインは、将来提供する予定のサービスを、企画・検討・開発などの段階で管理する区分である。したがって、将来提供予定で開発中のサービスが該当する。
学習のポイント
ITILのサービスポートフォリオにおけるライフサイクル区分を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問1(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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