SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成24年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問12
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア12
- イ13
- ウ14
- エ15
解き方のヒントを見る
保存条件を一つの軸で整理する
バックアップの世代と保存媒体を考えるときは、必要な復旧時点を保てるかという観点に絞り、保管期間と媒体の役割が矛盾しないかを順に確認しましょう。具体的な条件同士の対応も丁寧に見ます。
この問題で問われていること
確認の中心は、どの時点まで戻せる状態を維持したいのかを基準に、世代の残し方と媒体の使い分けを同じ条件で見比べることです。単独の数字だけで判断せず、前提の対応関係を確認します。
視点
世代管理と媒体本数は個別に覚えるのではなく、復旧に必要な時間範囲、保管の継続性、運用上の負担という観点から、与えられた条件との整合性を確認します。
確認ポイント
- 必要とされる復旧時点の範囲を、問題の条件から読み取れているか確認する。
- 世代の保持と媒体の保管を、同じ前提条件に沿って比較できているか確認する。
- 長期保管や媒体交換など、運用上の制約を見落としていないか確認する。
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
6か月前の同一日まで復元するには、現在月を含めて7か月分のバックアップを保持する。各月についてフル用と差分用のテープを1本ずつ必要とするため、合計は14本となる。
必要月数
6か月前の同一日までを保証するため、現在月とその直前6か月を対象にする。したがって、保持対象は6か月ではなく、現在月を含む7か月分です。各月の月初にはフルバックアップを1回取るので、フルバックアップ用は7本必要になる。
テープ本数の計算
各月の差分バックアップは別の磁気テープに追記し、1か月分を1本に記録する条件です。よって差分バックアップ用も7本必要であり、式はフル用7本+差分用7本=14本となる。したがって正答はウです。
選択肢ア
これは不正解だよ。6か月前の同一日までを対象にする場合、現在月と直前6か月の計7か月分が必要になる。各月にフル用1本と差分用1本を割り当てると、必要数は7本+7本=14本であり、12本では2本不足する。
選択肢イ
これは不正解だよ。保持対象は現在月を含む7か月分であり、フルバックアップ用と差分バックアップ用をそれぞれ7本必要とする。したがって合計は14本となり、13本では条件に必要なテープを1本分満たさない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。6か月前の同一日まで復元するには、現在月を含む7か月分を保持する。フルバックアップ用は7本、各月の差分バックアップ用も7本なので、7本+7本=14本となる。
選択肢エ
これは不正解だよ。条件から必要なのは、現在月を含む7か月分についてのフル用7本と差分用7本である。合計は14本なので、15本は復元保証に必要な範囲を1本分超えており、指定された運用条件の本数とは一致しない。
学習のポイント
保持期間を月数に直し、フル用と差分用を別々に数える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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