SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成23年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問8
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインシデント発生件数
- イオペレータ要員数
- ウディスク使用率
- エ平均故障間隔
解き方のヒントを見る
条件と役割の対応を確認する視点
設問の条件を一つずつ読み取り、問われている用語や手順の役割と結び付けて整理しましょう。表面的な語の一致ではなく、条件が求める観点に特に丁寧に注目することが大切です。
この問題で問われていること
まず設問が示す条件のうち、判断の基準になる部分を一つ選び、その条件が用語・手順・役割のどの側面を確認させようとしているかを考えます。全体を同じ基準で見比べましょう。
視点
用語や手順を覚えているかだけでなく、設問の条件に対してどの役割や関係を確認する場面なのかを整理します。条件、対象、目的のつながりを同じ観点で捉えると、知識の適用範囲を落ち着いて検討できます。
確認ポイント
- 条件の中で、判断の軸になる語句や関係を一つに絞って確認する
- 問われている対象の役割を、目的や前後の流れと切り分けて整理する
- 同じ確認基準を最後まで保てているかを振り返る
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
ITILのキャパシティ管理では、サービスに必要な処理能力を満たせるよう、コンピュータ資源の利用状況や余裕を監視する。ディスク使用率は資源の使用状況を直接示す指標です。
理由
ディスク使用率は、記憶装置というIT資源がどの程度使用されているかを表します。使用率を監視することで、容量不足や将来の需要増加に備えて、資源の追加や構成変更を検討できる。
比較
インシデント発生件数は障害対応の状況、平均故障間隔は信頼性や可用性に関する指標です。オペレータ要員数も人的資源の情報ではあるが、設問で問われる代表的なシステム資源の使用状況とは異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。インシデント発生件数は、障害やサービス中断がどの程度発生したかを把握するための指標である。キャパシティ管理が直接確認する、処理能力や資源の使用状況を示す監視項目とは目的が異なる。
選択肢イ
これは不正解だよ。オペレータ要員数は、運用体制や人的資源の規模を表す情報である。キャパシティ管理で中心となる、システム資源がどれだけ使用され余裕があるかを直接示す指標ではないため、設問の監視項目には該当しない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。ディスク使用率は、記憶装置の容量がどの程度使われているかを表す。使用率を継続的に監視すれば、容量不足の兆候や将来の需要に対する余裕を把握でき、キャパシティ管理の目的に合致する。
選択肢エ
これは不正解だよ。平均故障間隔は、故障が発生する間隔を表す信頼性の指標であり、システム資源の処理能力や使用率を示すものではない。したがって、キャパシティ管理の代表的な監視項目とは目的が異なる。
学習のポイント
管理プロセスと、そこで監視する指標の対応関係を整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問8(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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