SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ

平成22年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問20

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

RAID3の組合せとして,適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    ストライピングの単位:ビット/冗長化:ハミングコード/冗長ディスク構成:固定
  2. イ
    ストライピングの単位:ビット/冗長化:パリティ/冗長ディスク構成:固定
  3. ウ
    ストライピングの単位:ブロック/冗長化:パリティ/冗長ディスク構成:固定
  4. エ
    ストライピングの単位:ブロック/冗長化:パリティ/冗長ディスク構成:分散
解き方のヒントを見る

条件と役割を照合する視点

選択肢を読むときは、用語の印象や知名度だけで判断せず、問題文が示す条件と、そこで求められている役割の対応関係に注目しましょう。説明の対象や適用される場面が一致しているかを丁寧に確認します。

この問題で問われていること

この設問では、各候補の表現を個別に覚えているかではなく、問題文の条件が示す目的と、候補が担う役割との対応を一つの軸として確認してください。条件の一部だけで判断せず、全体の文脈との整合性も見ます。

視点

概念を整理するときは、まず問われている対象を文脈から捉え、次に条件・目的・役割の関係を言葉にしてみます。候補の表現を暗記と照合するより、設問内で説明される関係が自然につながるかを確認することが大切です。

確認ポイント

  • 問題文で重視されている条件を一つにまとめる
  • 問われている役割を自分の言葉で言い換える
  • 条件と役割の対応が文脈全体で自然か確認する
正解と解説を見る

正解

イ

解説

RAID3は、データの分割単位、冗長化に使う情報、冗長ディスクの配置を組み合わせて特徴づけられる。三項目を順に照合すると、適切な組合せを判断できる。

理由

RAID3では、データをビット単位で複数のディスクに分け、パリティによって冗長化する。さらに、冗長情報を格納するディスクは固定されるため、この三つの条件を満たす組合せが適切です。

比較

アは冗長化方式、ウはストライピング単位、エはストライピング単位と冗長ディスク構成が異なる。RAID3の三つの特徴をすべて満たすのはイです。

選択肢ア

これは不正解だよ。ストライピングの単位をビットとする点と、冗長ディスクを固定する点はRAID3の説明に合うが、RAID3の冗長化はハミングコードではなくパリティで行う。中央の項目が異なるため、この組合せは不適切である。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。RAID3はデータをビット単位で複数ディスクへ分割し、誤りから復元するためのパリティを用いる。また、パリティ用の冗長ディスクを1台に固定して配置する方式なので、三つの組合せが一致する。

選択肢ウ

これは不正解だよ。パリティを使い、冗長ディスクを固定する点はRAID3の特徴に合う。しかし、RAID3のストライピング単位はブロックではなくビットである。分割単位が異なるため、全体として適切な組合せにならない。

選択肢エ

これは不正解だよ。パリティを用いる点は合っているが、RAID3のストライピング単位はブロックではなくビットであり、冗長ディスク構成も分散ではなく固定である。二つの項目が異なるため不適切である。

学習のポイント

分割単位・冗長化方式・冗長ディスク配置の対応を覚える。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問20(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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