SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問15
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア機器の配置に合わせてダクトを設置する。
- イ送風の流れと暖気の上昇の流れが同じ方向であり,効率よく冷却できる。
- ウ適切にダクトを配置することによって,温度分布を均一化できる。
- エ取付けが簡単で工事費用が安いので,小型機用によく使われる。
解き方のヒントを見る
条件と役割を照合する視点
設問の条件と、問われている用語・手順・役割の関係を整理し、各候補が条件にどう関係するかを落ち着いて確認するための一般的な視点です。言葉の印象だけで判断せず、設問中の制約を優先して考えます。
この問題で問われていること
一つの候補を選ぶ前に、設問が示す目的や前提、対象となる場面を読み取り、それらと候補の説明が同じ観点を扱っているかだけに注目してください。表現の細部より関係性を確認します。
視点
用語や手順を学ぶときは、まず設問の目的、適用される場面、前提となる条件を切り分けます。そのうえで、候補がどの観点を説明しているかを読み、条件との対応関係を整理します。個別の答えを暗記するより、問いが求める役割との結び付きを確かめることが大切です。
確認ポイント
- 設問が求めている目的や役割を確認する
- 適用される場面と前提条件を整理する
- 候補が扱う観点と設問の条件の関係を確認する
正解と解説を見る
正解
イ
解説
床下空調方式では、床下空間を利用して空気を送り、室内の空気の流れと温度変化を考慮した設計が重要になる。送風と暖気の動きの関係を説明したイが適切です。
理由
床下空調方式は、床下を送風経路として利用し、室内の空気を動かす方式です。送風の方向と暖気が自然に移動する方向が一致すると、空気の循環を効率よく行える。
比較
ダクト配置による温度分布の調整や、施工費用の安さは、床下空調方式そのものの代表的特徴とはいえない。方式の気流と暖気の関係を述べた選択肢を選ぶ。
選択肢ア
これは不正解だよ。床下空調方式の特徴を、機器の配置に合わせてダクトを設置することだけで説明するのは適切ではない。方式の要点は、床下を利用した送風と、室内で生じる空気の動きとの関係にあり、設問が問う特徴から外れている。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。床下から送風することで、送風の流れと暖気が上昇する流れを同じ方向にできる。この関係によって空気を効率よく動かして冷却できる点が、床下空調方式の特徴として設問の説明に合っている。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ダクトの配置を工夫すれば温度分布を調整できる場合はあるが、この文は配置による効果を述べたもので、床下空調方式そのものの代表的な特徴を示していない。送風と暖気の流れの関係を説明する選択肢の方が適切である。
選択肢エ
これは不正解だよ。床下空調方式は床下空間を利用して送風する方式であり、取付けが簡単で工事費用が安いことを一般的な特徴とする説明ではない。したがって、小型機用によく使われるという結論も、この方式の特徴としては適切でない。
学習のポイント
床下空調の気流と、他方式との施工・温度分布の違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問15(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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