SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問16
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アIDF(Intermediate Distributing Frame)
- イMCCB(Molded Case Circuit Breaker)
- ウアレスタ
- エ避雷針
解き方のヒントを見る
条件と役割の対応を確認する視点
選択肢を読むときは、用語や手順の名称だけで判断せず、問題文の条件が何を求めているかを順序立てて整理し、問われた役割との対応関係に注目して十分に丁寧に検討しましょう。
この問題で問われていること
一つの観点に絞り、問題文の条件と、各選択肢が説明している対象の役割が同じ論点を扱っているかをまず確認してください。名称の印象や一般論だけで決めないことが大切です。
視点
用語・手順・役割を検討するときは、まず設問の条件から判断の軸を一つ定め、その軸に対して選択肢の説明が対応しているかを落ち着いて見比べます。
確認ポイント
- 問題文で判断の基準になっている条件を一つ確認する
- 設問が尋ねている役割や関係の範囲を読み取る
- 選択肢の説明がその条件と同じ観点に対応しているか確かめる
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
雷サージで通信回線に生じる異常電圧から機器を守るには、過電圧を制限・放電して機器側への影響を抑える機能が必要です。該当するのはアレスタです。
理由
アレスタは、雷サージなどによる異常な過電圧が発生した際に、その電圧を制限し、サージ電流を放電して通信機器への影響を抑える装置です。
比較
IDFは通信配線の中継・分配、MCCBは過電流や短絡時の回路遮断、避雷針は建築物への落雷を受けて大地へ導く役割を持つ。いずれも通信回線の誘起サージ対策とは目的が異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。IDFは建物内の通信配線を中継・分配するためのフレームであり、雷サージによる異常電圧を放電・制限する保護装置ではない。したがって、通信機器を過電圧から防護する設問の目的とは機能が一致しない。
選択肢イ
これは不正解だよ。MCCBは配線の過電流や短絡などを検出して回路を遮断する配電用遮断器である。通信回線に誘起された雷サージの異常電圧を対象に、サージを制限・放電して機器を保護する装置ではないため、該当しない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。アレスタは雷サージなどによる過電圧が加わったときに、その電圧を制限し、サージ電流を安全な経路へ放電して通信機器への影響を抑える装置である。通信回線に誘起された異常電圧から防護する目的に一致する。
選択肢エ
これは不正解だよ。避雷針は建築物などに落雷したとき、雷を受けて大地へ導くことで建物を保護する設備である。通信回線に誘起された異常電圧を直接制限・放電して通信機器を守る装置ではないため、この設問には適さない。
学習のポイント
通信回線のサージ保護装置と、配線・電源・建築物を守る設備の役割を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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