SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問12
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア同じようなシステムを運用する外部の企業や組織と協定を結び,緊急時には互いのシステムを貸し借りして,サービスを回復する。
- イ緊急時にバックアップシステムを持ち込んでシステムを再開し,サービスを回復する。
- ウ別の場所に常にデータの同期が取れているバックアップシステムを用意し,緊急時にバックアップシステムに切り換えてサービスを回復する。
- エ別の場所にバックアップシステムを用意し,緊急時にバックアップシステムを起動してデータを最新状態にした後にサービスを回復する。
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条件と役割の対応を確認する観点
設問の条件と、各選択肢が説明する用語・手順・役割の対応関係に注目し、言葉の印象ではなく、何を対象に何のために使う説明かを落ち着いて照合しましょう。条件とのつながりを軸に読み進めます。
この問題で問われていること
確認する観点は、設問で示された条件が、選択肢の説明する対象・目的・利用場面と無理なく結び付いているか、という一つに絞ります。細かな表現より関係性を優先して確認します。
視点
用語や手順を検討するときは、まず設問の条件から対象となる範囲と求められている役割を読み取り、そのうえで各説明がどの観点を述べているかを整理します。表面的な語句の一致だけで判断せず、説明の対象、目的、適用される場面の関係を同じ基準で見比べると、理解のずれに気付きやすくなります。
確認ポイント
- 設問の条件が指している対象を確認する
- 説明されている役割や目的の範囲を確認する
- 対象・目的・場面の対応に矛盾がないか確認する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
ウォームスタンバイは、別の場所に予備システムを用意しておき、障害時に起動し、データを最新状態に整えてからサービスを再開する方式です。
理由
ウォームスタンバイでは、予備システムをあらかじめ用意しておきますが、障害発生時には起動やデータ更新などの準備を行ってからサービスを復旧します。そのため、設問のエの説明に合致します。
比較
常時データ同期済みで直ちに切り換える方式や、障害時に予備設備を持ち込む方式とは異なります。また、外部組織と相互にシステムを利用する方式は、予備システムの待機方式そのものではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。外部の企業や組織と協定を結び、緊急時に互いのシステムを貸し借りして復旧する説明です。これは予備システムを自組織側に用意して待機させる方式ではなく、外部との相互支援による復旧方法を示しています。
選択肢イ
これは不正解だよ。緊急時にバックアップシステムを持ち込んで再開する説明であり、平常時から別の場所に予備システムを用意しておくウォームスタンバイとは異なります。復旧時に設備を準備する方式の説明です。
選択肢ウ
これは不正解だよ。別の場所のバックアップシステムと常にデータ同期を取り、緊急時に切り換える説明です。データが常時同期され、切替を速やかに行える方式を示しており、ウォームスタンバイの説明よりも待機準備が進んでいます。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。別の場所にバックアップシステムを用意し、緊急時に起動したうえでデータを最新状態にしてからサービスを復旧する説明です。予備設備は確保されていますが、復旧前に起動やデータ更新が必要となる点がウォームスタンバイの特徴に合います。
学習のポイント
ホット、ウォーム、コールドの待機状態と復旧手順の違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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