SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア伝票の様式ごとに定められた項目数と入力された項目数が一致することを確認する。
- イ伝票の様式に基づいて,入力された項目の値のデータ形式を検査する。
- ウ入力された項目の内容が,伝票で定義された範囲に収まっていることを確認する。
- エマスタファイルと突き合わせて,入力された項目の内容が正しいことを確認する。
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入力漏れ検出で見る確認観点
入力漏れを扱う設問では、処理の目的と確認対象を切り分け、どの段階で情報の不足を捉えるかという観点から、問題文の条件を順に整理します。特定の方式名や実装例に引きずられず、観測する対象と判断の境界を確認しましょう。
この問題で問われていること
一つの観点として、入力内容が必要な情報を満たしているかを判断する場面に注目し、対象・タイミング・判断結果の関係を、設問の文脈に沿って整理してください。似た表現を同一視せず、何を確認する話かを明確にします。
視点
入力の完全性を考えるときは、まず扱う情報の範囲を見定め、次に確認が行われる場面と、その結果が後続処理へどう関係するかを分けて考えます。具体的な実装や式ではなく、用語の役割と条件の対応を整理することが大切です。
確認ポイント
- 確認対象となる入力情報の範囲を整理する
- 不足を判断する場面と条件を確認する
- 判断後に関係する処理の流れを区別する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
入力漏れの確認では、値の形式や範囲、マスタとの一致ではなく、様式ごとに必要な項目がすべて入力されたかを項目数の対応で検証する。したがって正答はアです。
理由
正答はア。様式ごとに定められた項目数と、実際に入力された項目数を比較すれば、必要な入力欄が不足していないかを確認できる。これは設問の目的である入力漏れの検出に直接対応する。
比較
イ、ウ、エはいずれも入力された値の妥当性を検査する処理です。データ形式、許容範囲、マスタ登録内容の確認は重要だが、項目自体の入力漏れを確認する処理とは検査対象が異なる。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。入力漏れの有無を確認する処理として、様式ごとに必要とされる項目数と、実際に入力された項目数を比較する。数が一致しなければ、未入力の項目がある可能性を検出でき、設問の目的に直接対応する。
選択肢イ
これは不正解だよ。データ形式の検査は、文字列・数値・日付など、入力値の型や表現が適切かを確認する処理である。入力欄の数が足りているかを確認するものではないため、入力漏れの検出方法としては目的が異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。範囲検査は、入力された値が伝票で定義した上限・下限や許容範囲に入っているかを確かめる処理である。値の妥当性を確認するもので、項目そのものが未入力であることを直接確認する処理ではない。
選択肢エ
これは不正解だよ。マスタファイルとの照合は、商品コードや顧客番号など、入力内容が登録済みの正しい値かを確認する処理である。入力された値の正誤を判定する方法であり、必要な項目数の不足を確認する処理とは異なる。
学習のポイント
入力完全性の検査と、値の形式・範囲・正誤の検査を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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