SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題




選択肢
- ア(問題の図表を参照)
- イ(問題の図表を参照)
- ウ(問題の図表を参照)
- エ(問題の図表を参照)
解き方のヒントを見る
条件と役割の対応を確認する視点
設問を読むときは、問われている用語や手順そのものを急いで思い出すのではなく、示された条件と、対象に求められている役割の対応関係に注目し、条件との結び付きを丁寧に見ましょう。
この問題で問われていること
一つの観点として、各選択肢が示す内容を、問題文の条件に照らしたときに同じ役割を説明しているか確認します。名称の印象だけで判断せず、条件との結び付きに絞って検討してください。
視点
条件、目的、対象の関係を分けて整理し、問われている役割に直接関係する情報だけを拾います。知識の連想を広げすぎず、条件との対応が説明できるかという一点から読み比べると、判断の根拠を保ちやすくなります。
確認ポイント
- 問題文で示された条件のうち、判断に関係するものは何か
- 問われている役割や目的を、自分の言葉で短く整理できるか
- 各候補の内容が、その条件と役割の関係に結び付いているか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
逓減課金は使用量が増えるほど追加分の単価が下がる方式なので、利用料金の累計は増加し続ける一方、グラフの傾きは次第に小さくなる。
理由
逓減課金では、使用量が増えるほど追加で発生する料金の単価が低くなる。そのため、利用料金の総額は使用量とともに増えるが、増加の割合を示すグラフの傾きは徐々に緩やかになる。
比較
この条件に合うのは、右上がりでありながら、使用量の増加に伴って傾きが小さくなる形です。右下がり、途中で一定になる形、後半ほど傾きが大きくなる形は、逓減課金の性質を表していない。
選択肢ア
これは不正解だよ。使用量が増えるにつれて利用料金そのものが減少する右下がりのグラフであり、利用した分に応じて累積料金が増えるという前提に反する。逓減するのは追加利用分の単価であって、総額ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。前半は使用量に比例して料金が増えるが、一定量を超えると料金が全く増えない形になっている。逓減課金では追加単価が下がっても、通常は使用量の増加に応じて総利用料金も増加する。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。使用量の増加に伴って利用料金の総額は増えている一方、グラフの傾きは前半より後半の方が小さい。つまり、追加利用分の単価が次第に低下する逓減課金の特徴を表している。
選択肢エ
これは不正解だよ。利用料金は増加しているものの、使用量が増えるほどグラフの傾きが大きくなっている。これは追加利用分の単価が上昇する形であり、追加単価が下がる逓減課金とは逆の関係になる。
学習のポイント
総額の増減と追加単価の増減を、グラフの傾きで区別して読む。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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