SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ

平成21年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問3

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

システムの改善に向けて提出された4案について,評価項目を設定して採点した。効果及びリスクについては5段階評価とし,それぞれの評価項目ごとの重要度に応じた重み付けを行った上で次の式で総合評価点を算出したとき,総合評価点が最も高い改善案はどれか。総合評価点=効果の評価-リスクの評価
案1から案4までについて,セキュリティ強化,システム運用品質向上,作業コスト削減,スケジュールリスク及び技術リスクを5段階で採点した表と,各評価項目の重みを示した表。
案1から案4までについて,セキュリティ強化,システム運用品質向上,作業コスト削減,スケジュールリスク及び技術リスクを5段階で採点した表と,各評価項目の重みを示した表。

選択肢

  1. ア
    案1
  2. イ
    案2
  3. ウ
    案3
  4. エ
    案4
解き方のヒントを見る

条件と役割の対応を確認する

設問で示された条件を一つずつ整理し、問われている用語・手順・役割がどの観点に関係するかを確認しましょう。定義の暗記だけでなく、条件との対応に注目すると判断しやすくなります。

この問題で問われていること

この問題では、選択肢を単独で覚えているかではなく、問題文の条件と、問われている概念の役割が無理なく対応しているかを一つの軸で確認してください。表現の似ている部分ではなく、条件に対して何を確認するための概念かを意識します。

視点

まず、問題文の条件から判断の対象と目的を整理し、そのうえで各選択肢が示す用語・手順・役割を同じ基準で読み比べます。一般論として正しそうかではなく、設問の条件との対応が焦点です。

確認ポイント

  • 問題文の条件から、判断対象と目的を分けて捉える
  • 問われている概念が担う役割を、条件との関係で確認する
  • 選択肢の表現ではなく、条件に対する適合性を同じ基準で比較する
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

各評価値に対応する重みを掛けて効果とリスクを別々に合計し、効果合計からリスク合計を引くと、案3が7点で最も高くなります。

理由

案3は、効果が5×4+2×2+2×3=30点、リスクが1×8+5×3=23点です。したがって、総合評価点は30-23=7点となります。

比較

案1は31-28=3点、案2は36-35=1点、案4は30-43=-13点です。案3の7点が他の案を上回るため、選択肢ウが正解です。

選択肢ア

これは不正解だよ。案1は効果が3×4+2×2+5×3=31点、リスクが2×8+4×3=28点なので、総合評価点は31-28=3点です。案3の7点を下回るため、最も高い案にはなりません。

選択肢イ

これは不正解だよ。案2は効果が4×4+4×2+4×3=36点、リスクが4×8+1×3=35点です。総合評価点は36-35=1点であり、案3の7点より低いため、正解にはなりません。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。案3は効果が5×4+2×2+2×3=30点、リスクが1×8+5×3=23点です。したがって総合評価点は30-23=7点となり、4案の中で最も高い値です。

選択肢エ

これは不正解だよ。案4は効果が2×4+5×2+4×3=30点ですが、リスクは5×8+1×3=43点です。総合評価点は30-43=-13点となり、リスク評価の大きさで大幅に低下します。

学習のポイント

重み付き合計を正しく求め、効果からリスクを引く順序を確認する

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問3(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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