SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成29年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問20
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アの管理に関わるKPIとして用いるものはどれか。
- イサービスの中断回数及びそのインパクトの削減率
- ウ災害を想定した復旧テストの回数
- エ処理能力不足に起因するインシデント数の削減率
解き方のヒントを見る
午前I 問20:可用性管理は“どれだけ止まらず使えたか”を見るんだよ
可用性管理は、サービスがSLAで約束した可用性目標をちゃんと満たせているかを確認するためのものだよ。たとえばお店でいうと、「営業時間中に何回閉まってしまったか」「合計でどれくらい営業できなかったか」を数えるイメージ。ITサービスでも、停止件数や停止時間などを測って、利用者が継続して使えたかを把握するんだ。
この問題で問われていること
この問題では、性能管理やキャパシティ管理の指標と混同しないことがポイントだよ。処理速度やCPU使用率、将来の容量不足を見るのではなく、「サービスが止まらず動き続けたか」に関係する指標を選ぼう。
Availability KPI
availability management KPIs track service uptime、 downtime、 and achievement of availability targets
uptime\ndowntime\navailability target achievement
確認ポイント
- 応答時間だけでは可用性 KPI とは限らない。
- 停止時間や稼働率に注目する。
- 可用性達成を測る指標を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
不正解だよ。『目標を達成できなかったSLAの項目数』は、約束したサービスレベルを守れたかを見る指標だね。お店でいうと『営業時間、待ち時間、対応品質など、約束を破った項目がいくつあったか』を見る感じ。可用性、つまり“サービスが止まらず使えるか”そのものを直接見る指標としては少し広すぎるよ。
選択肢イ
正解だよ。可用性管理は、サービスをできるだけ止めず、止まっても影響を小さくするための管理なんだ。電車でたとえると、『運休の回数を減らせたか』『運休したときのお客さんへの影響を小さくできたか』を見るのがぴったりだよ。だから『サービスの中断回数及びそのインパクトの削減率』は可用性管理のKPIとして正しいよ。
選択肢ウ
不正解だよ。『災害を想定した復旧テストの回数』は、地震や火事など大きなトラブルが起きたときに復旧できるかを確認する指標だね。これは“もし店が停電したら別店舗で営業できるかを訓練する”ような話で、主にITサービス継続性管理の領域だよ。普段のサービス停止を減らす可用性管理のKPIとしては中心から外れるよ。
選択肢エ
不正解だよ。『処理能力不足に起因するインシデント数の削減率』は、サーバや回線の力不足で問題が起きた回数を減らせたかを見る指標だね。レジが少なくて行列ができる問題を減らす、というイメージだよ。これは主にキャパシティ管理、つまり“処理能力が足りているか”を見る指標で、可用性管理そのもののKPIではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問20(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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