SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成29年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析する。
- イ特定したリスクの発生確率や影響度を評価してリスクに優先順位を付ける。
- ウ特定したリスクへの対応計画を策定する。
- エプロジェクトに影響を与える可能性があるリスクを洗い出す。
解き方のヒントを見る
リスクを数字で比べる考え方
リスクを「高い・中くらい・低い」みたいな感覚だけで見るのではなく、「発生する確率は何%か」「起きたらいくら損するか」といった数字で見積もって比べる方法だよ。天気予報で『雨が降りそう』ではなく『降水確率70%』と見ると判断しやすい、というイメージだよ。
この問題で問われていること
この問題では、リスクをざっくり分類する定性的リスク分析と、確率や金額などを使って数値で評価する分析との違いを見分けられるかがポイントだよ。
Quantitative Risk Analysis
quantitative risk analysis evaluates risks numerically using probabilities、 impacts、 EMV、 or simulation
probability\nimpact amount\nEMV/simulation
確認ポイント
- 高・中・低だけの分類は定性的分析です。
- 確率と影響を数値化する。
- EMV などの定量手法を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
これが正解だよ。定量的リスク分析は、リスクがプロジェクト全体にどのくらい影響するかを数字で見る作業なんだ。たとえば「雨なら到着が30分遅れる」「追加費用が1万円かかる」みたいに、ふわっとした不安を数字にして判断しやすくするイメージだよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。これは「定性的リスク分析」の説明だね。発生確率や影響度を見て優先順位を付けるのは、「この心配は大きい・小さい」と仕分けする段階。数字でプロジェクト全体への影響を詳しく計算する定量的リスク分析とは違うよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。これは「リスク対応計画」の説明だね。たとえば雨が降りそうだから折りたたみ傘を持つ、みたいに対策を決める段階。定量的リスク分析は、その前に「どれくらい困るか」を数字で見積もる作業だよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。これは「リスク特定」の説明だね。旅行前に「雨が降るかも」「電車が遅れるかも」と心配ごとをリストアップする段階で、まだ数字を使って影響を分析しているわけではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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