SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成26年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア時問外勤務を実施する。
- イ生産性を高められる開発ツールを導入する。
- ウ全体の設計が完了する前に、 仕様が固まっているモジュールの開発を開始する。
- エ要員を追加投入する。
解き方のヒントを見る
午前I 問19:市場と製品の組合せで戦略を見分けよう
この問題は、会社の成長戦略を「今の市場か、新しい市場か」「今の製品か、新しい製品か」の組合せで考える問題だよ。たとえば、いつものお店でいつもの商品をもっと売るなら市場浸透、別の地域のお客さんに今の商品を売るなら市場開拓、今のお客さんに新商品を出すなら新製品開発、まったく新しい市場に新しい商品で挑むなら多角化、というイメージで整理しよう。
この問題で問われていること
ポイントは、PPM や SWOT のような別の分析手法と混同しないことだよ。この問題では「市場」と「製品」の2軸で見るのがコツ。地図で縦横の座標を見るように、既存か新規かを落ち着いて当てはめれば判断しやすいよ。
Ansoff Matrix
Ansoff’s matrix classifies growth strategies using existing/new markets and existing/new products
existing/new market\nexisting/new product\n4 strategies
確認ポイント
- 市場シェア×成長率ではありません。
- 市場と製品の新旧で判断する。
- アンゾフを選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。残業して作業時間を増やすのは、料理でいうと営業時間を延ばして頑張る感じだね。工期短縮にはなることがあるけど、これは人や時間を追加投入する考え方で、作業を前倒しで並行させる「ファストトラッキング」ではないよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。便利な開発ツールを入れるのは、手作業の掃除を高性能な掃除機で早くするようなものだね。生産性は上がるかもしれないけど、作業を前倒しで並行させているわけではないので、ファストトラッキングではないよ。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。全部の設計が終わるのを待たずに、仕様が固まった部分から開発を始めるのは、家全体の設計が完全に終わる前でも、決まっている部屋から工事を始めるようなものだね。本来は順番にやる作業を一部並行して進めるので、ファストトラッキングの例になるよ。ただし、後で仕様変更があると手戻りのリスクもあるよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。要員を追加投入するのは、引っ越し作業に助っ人を増やして早く終わらせるイメージだね。これは資源を増やして短縮する「クラッシング」に近い方法で、作業順序を重ねるファストトラッキングとは違うよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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