SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成24年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問24

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

業務プロセスを可視化する手法としてUMLを採用した場合の活用シーンはどれか。

選択肢

  1. ア
    データ中心にプロセスを表現するために、 データをエンティティとその属性で表し、 エンティティ問の関連を図に示す。
  2. イ
    データの流れによってプロセスを表現するために、 データの発生、 吸収の場所、 次積場所、 データの処理をデータの流れを示す矢印でつないで表現する。
  3. ウ
    複数の観点でプロセスを表現するために、 目的に応じたモデル図法を使用し、 オブジェクトモデリングのために標準化された記述ルールで表現する。
  4. エ
    プロセスの機能を網羅的に表現するために、 一つの要件に対し発生する事象を条件分岐の形式で記述する。
解き方のヒントを見る

午前I 問24:会社の仕事を分解して、強みの元を見つける問題だよ

この問題は、会社の活動を「商品を作る・売る」などの主活動と、それを支える支援活動に分けて、どこが競争力の源になっているかを探す考え方を押さえよう、という内容だよ。料理店でいうと、調理や接客だけでなく、仕入れや人材育成も含めて「どの工程が人気の理由になっているか」を見るイメージだよ。

この問題で問われていること

SWOTは強み・弱み・機会・脅威を見る分析、PPMは事業の位置づけを見る分析だよ。この問題では、それらではなく、企業の活動を細かく分解して価値の生まれどころを探る分析だと見抜けるかがポイントだよ。

Value Chain Analysis

value chain analysis decomposes business activities to identify value creation and competitive advantage

primary activities\nsupport activities\nvalue creation

確認ポイント

  • 市場成長率の分析ではありません。
  • 活動を分解して見る。
  • バリューチェーンを選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。データをエンティティと属性で表し、関係を図にするのはE-R図の説明なんだ。学校でいうと「生徒には名前や学籍番号がある」「生徒はクラスに所属する」と整理する名簿の設計図みたいなものだね。データ構造を表すには向いているけど、UML全体の説明としては狭すぎるよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。データの発生場所、保管場所、処理、流れを矢印でつなぐのはDFDの説明なんだ。荷物が「受付→倉庫→配送先」と流れる宅配ルート図みたいなものだね。UMLはデータの流れだけでなく、構造や振る舞いなどをいろいろな図で表すものだから、この説明だけでは違うよ。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。UMLは、システムや業務をいろいろな角度から見るための共通の図の描き方なんだ。家を建てるときに、間取り図、配線図、外観図を使い分けるように、目的に応じてクラス図やユースケース図などを使うよ。みんなが同じルールで読めるように標準化されている点もUMLの特徴だよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。条件分岐の形で「この場合はA、あの場合はB」と整理するのは、UMLというより決定表などの考え方に近いんだ。レストランで「雨なら店内席、晴れならテラス席」とルール表を作る感じで、複数の図を使ってシステム全体を表すUMLの説明とはズレているよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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