SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問16
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アCMMI
- イCOBIT
- ウITL
- エITSSー9一
解き方のヒントを見る
部品同士をベタベタにくっつけず、お互いに「適度な距離(結合度)」を保って作り、改造しやすくする
プログラム設計の超基本「モジュール結合度」の問題だよ。システムを複数のモジュール(部品)に分ける時、部品同士がどれくらい依存し合っているか(結合しているか)を示す指標。結合度が「弱い」ほど、ある部品を改造した時に他の部品が巻き添えでバグる心配が減るので、メンテナンスしやすい「良い設計」と言えるんだ。
この問題で問われていること
モジュール内部の機能のまとまり具合を示す「強度(結束性)」と、モジュール同士の関係の深さを示す「結合度」の違いを区別した上で、「結合度が弱い(独立性が高い)」状態が望ましいことを選ぼう。
Low Coupling
low coupling means modules have little dependency on each other、 reducing ripple effects from change
little dependency\nreduced ripple effect
確認ポイント
- 内部のまとまりの話は強度です。
- 外部依存の少なさを見る。
- 低結合を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
CMMIは不正解だよ。これは、会社のソフトウェア開発や業務プロセスがどれくらい成熟しているかを見るための“成長チェック表”みたいなもの。たとえば料理店で、レシピ管理や仕込み手順がきちんとしているかを段階評価する感じだね。ITサービス運用の実践集や統制の枠組みそのものを指すものではないので、この問題の答えとしては合わないよ。
選択肢イ
COBITは不正解だよ。COBITは、会社のITが経営目標に合っているか、きちんと管理・統制されているかを見る“監査チェックリスト”のような枠組みだよ。たとえば店長が、売上管理や鍵の管理がルールどおりか確認するイメージ。開発プロセスの成熟度評価やITサービス運用の手順集そのものとは役割が違うんだ。
選択肢ウ(正解)
ITLは不正解だよ。選択肢の表記はITLであり、このままだと代表的なIT管理フレームワーク名としては正確ではないよ。もしITILのことを言いたかったとしても、ITILはITサービスをうまく提供・運用するための“窓口対応マニュアル集”みたいなもの。問い合わせ対応や障害対応の進め方を整理するもので、別の目的の用語を問う問題なら答えにはならないよ。
選択肢エ
ITSSー9一は不正解だよ。表記どおりに見ると、一般的に使われる正式な標準名としては不自然だよ。仮にITSSを指したいとしても、ITSSはIT人材のスキルをレベル分けする“職人の腕前表”のようなもの。大工さんの見習い・中堅・親方を整理する表に近く、IT管理やサービス運用の方法論そのものではないんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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