SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アプロジェクト完成時のコストに対してステークホルダが及ぼす影響の度合いは、 プロジェクトの終盤が最も高い。
- イプロジェクトの開始時は不確実性の度合いが最も高いので、 プロジェクト目標が達成できないリスクが最も大きい。
- ウプロジェクト要員の必要人数は、 プロジェクトの開始時点が最も多い。
- エ変更やエラー訂正にかかるコストは、 プロジェクトの初期段階が最も高い。
解き方のヒントを見る
プログラムを動かさずに、ソースコードや設計書をじっくり読んでバグを見つける「静的テスト」
ソフトウェアのテスト手法に関する問題だよ。実際にプログラムを動かして動作を見るテストとは異なり、開発メンバーが集まって設計書やソースコードの文字を読み合わせたり、専用のツールで構文をチェックしたりしてバグを探す手法を「静的解析(静的テスト)」と呼ぶよ。早い段階でミスを見つけられるので効率がいいんだ!
この問題で問われていること
プログラムを「実行しない」で欠陥を探し出すアプローチ(コードレビュー、インスペクション、ツールによる構文解析など)を見つけよう。
Inspection
inspection is a formal static review with defined roles and procedures for defect detection
formal\nstatic\ndefined roles
確認ポイント
- 動的テストではありません。
- 正式なレビューです。
- インスペクションを選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
これは不正解だよ。ステークホルダが完成時のコストに与えられる影響は、終盤より初期のほうが大きいんだ。家を建てる前なら『部屋を一つ増やそう』も比較的調整しやすいけど、完成間近だと壁や配線までやり直しになるよね。終盤は変更の自由度が低く、コストへの影響をコントロールしにくいんだ。
選択肢イ
これは正解だよ。プロジェクト開始時は、まだ地図がぼんやりしている旅行の計画みたいなもの。目的地や道順、必要なお金や時間がはっきりしないほど、迷ったり失敗したりする可能性が大きいよね。だから、不確実性が一番高い開始時点では、目標を達成できないリスクも大きいんだ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。プロジェクト開始時は、まず計画を立てたり方針を決めたりする段階なので、いきなり作業員が最大人数になるわけではないんだ。家づくりでいうと、最初は設計士や相談役が中心で、本格的に建て始める時期に大工さんがたくさん必要になる感じだよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。変更やエラー訂正のコストは、初期より後半のほうが高くなるんだ。料理で例えると、材料を切る前ならメニュー変更は簡単だけど、完成直前に『やっぱり別の料理にして』と言われたら作り直しで大変だよね。プロジェクトも同じで、後になるほど直す範囲が広がってコストが増えるよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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