AUシステム監査技術者試験 午前Ⅱ

令和4年度秋期 システム監査技術者 午前Ⅱ 問24

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

バリューチェーンでは,付加価値を生み出す事業活動を,五つの主活動と四つの支援活動に分類している。支援活動に該当するものはどれか。

選択肢

  1. ア
    技術開発
  2. イ
    購買物流
  3. ウ
    サービス
  4. エ
    製造
解き方のヒントを見る

活動の役割を整理する視点

事業活動を考えるときは、個々の作業名や配置だけで判断せず、組織が価値を生み出して届ける流れの中で、どの役割を担っているかという観点から整理すると考えやすくなります。

この問題で問われていること

一つの活動を見たら、それが全体の流れの中でどの目的や役割と結び付いているのかを、前後のつながりと成果に注目して確認するという観点に絞りましょう。

視点

活動を分類するときは、名称の印象ではなく、その活動の目的、成果が届く相手、他の活動とのつながりを確認します。単独で決めず、全体の流れの中で役割を捉えることが大切です。

確認ポイント

  • その活動は、最終的な価値が届くまでの流れのどの場面に関係しているか
  • 活動の成果は、利用者への提供に直接関わるものか、別の活動を支えるものか
  • 前後の活動との依存関係を確認し、名称や印象だけで判断していないか
正解と解説を見る

正解

ア

解説

バリューチェーンは、価値を直接生み出す主活動と、それらを全体的に支える支援活動に分類する。技術開発は支援活動に該当する。

理由

バリューチェーンの支援活動には、全社的なインフラストラクチャ、人的資源管理、技術開発、調達活動が含まれる。技術開発は各主活動を支える機能です。

比較

購買物流、製造、サービスは、原材料の受入れ、製品の生産、顧客への対応という価値提供の工程に直接関わるため、主活動に分類される。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。技術開発は、製品やサービスの提供工程そのものではなく、設計・製造・販売など複数の活動を支える機能である。したがって、バリューチェーンでは支援活動に分類される。

選択肢イ

これは不正解だよ。購買物流は、原材料や部品などを受け入れ、保管し、生産工程へ供給する活動である。価値提供の流れに直接関わるため、支援活動ではなく主活動に分類される。

選択肢ウ

これは不正解だよ。サービスは、販売後の保守、修理、問い合わせ対応など、顧客への価値提供に直接関係する活動である。そのため、バリューチェーンでは主活動に位置付けられる。

選択肢エ

これは不正解だよ。製造は、投入された原材料や部品を製品へ加工する中心的な工程であり、価値を直接生み出す活動である。したがって、支援活動ではなく主活動に該当する。

学習のポイント

主活動と支援活動の分類を、活動の役割と工程上の位置で整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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