AUシステム監査技術者試験 午前Ⅱ

平成28年度春期 システム監査技術者 午前Ⅱ 問17

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

導出表を説明したものはどれか。

選択肢

  1. ア
    実表に依存していない表のことである。
  2. イ
    実表の一部をコピーして別に保存した表である。
  3. ウ
    何らかの問合せによって得られた表である。
  4. エ
    二つ以上の実表の関連である。
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導出表を読み解くための確認視点

導出表について考えるときは、表が扱う情報のまとまりと、各項目がどの段階で参照されるかに注目し、名称だけで判断せず、問題文中の目的との対応を丁寧に確かめましょう。

この問題で問われていること

表の役割と記載内容の対応関係に焦点を絞り、何のために使われる情報なのか、どの情報を整理するものなのかを問題文の説明と照らして確認しましょう。

視点

表を読む際は、記載された情報同士の関係、利用される場面、整理によって明確になる対象に注目し、用語の印象だけで結論を出さないようにします。

確認ポイント

  • 表が整理しようとしている情報の範囲を確認する
  • 各項目がどの目的と結び付いているかを確かめる
  • 説明全体の役割と個々の記載内容が矛盾していないか見直す
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

導出表とは、データベースに保存された実表そのものではなく、実表に対する問合せの結果として得られる表を指します。したがって、問合せによって得られた表と説明する選択肢が適切です。

理由

導出表は、実表に対して選択や結合などの問合せを行った結果として得られる表です。元の実表とは異なり、問合せの内容に応じて結果が定まる。

比較

実表に依存しない表ではなく、実表の一部をコピーして保存した表とも限らない。また、二つ以上の実表の関連そのものを指す用語でもない。

選択肢ア

これは不正解だよ。導出表は実表に依存しない表ではない。実表に対する問合せや演算の結果として得られるため、元となる実表との関係をもつ。この選択肢は導出表の性質を反対に説明している。

選択肢イ

これは不正解だよ。実表の一部をコピーして別に保存した表は、導出表の一般的な定義ではない。導出表は保存された複製表ではなく、実表に対する問合せの結果として得られる表を指すため、この説明は適切でない。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。導出表は、実表に対して何らかの問合せを行った結果として得られる表である。問合せの結果として作られるという導出表の定義に一致しているため、この説明が適切である。

選択肢エ

これは不正解だよ。二つ以上の実表の関連は、表同士の関係や結合を表す説明であり、導出表そのものの定義ではない。導出表は、実表の数ではなく、問合せの結果として得られる表である点が重要である。

学習のポイント

実表、導出表、複製表、関連の違いを、作成方法と役割で区別する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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