STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和4年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問7
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア映画,テレビ,ゲーム画面などに商品や企業ロゴなどを登場させ,見ている人にさりげなくアピールするマーケティング
- イ企業が,顧客ではなく自社の従業員に対して行うマーケティング
- ウ市場全体を均質的な存在とみなし,大規模なプロモーション活動によって目標の達成を目指すマーケティング
- エ自ら主体的に情報を探しに来る顧客に対して,自社の商品・サービスに興味をもつコンテンツを制作し,情報発信し続けるマーケティング
解き方のヒントを見る
顧客起点で整理する視点入門
この分野では、企業側の発信だけで判断せず、顧客との関わりを時間の流れに沿って整理し、各場面で誰が何を判断しているのか、企業との接点がどう変化するのかを同じ基準で確認します。
この問題で問われていること
選択肢を読むときは、施策名や印象的な言葉に引っ張られず、誰の視点で、どの時点の行動や判断を説明している記述なのかをそろえ、全体を通じて同じ観点で比べることに集中してください。
視点
特徴を見分ける際は、表現の派手さではなく、対象となる人、関係の進み方、企業側との接点がどのような順序で説明されているかを同じ基準で読み取ります。
確認ポイント
- 説明の主語が誰になっているかを確認する
- どの時点の行動や判断を扱っているかを確認する
- 各選択肢を同じ視点と時間軸で読み比べる
正解と解説を見る
正解
エ
解説
インバウンドマーケティングは、顧客が自ら情報を探す行動を起点に、役立つコンテンツを継続的に提供して関心や関係を育てる考え方です。
理由
インバウンドマーケティングは、顧客が必要な情報を探している場面に合わせて、商品やサービスへの関心を高めるコンテンツを提供し、継続的な情報発信によって顧客との関係を築く手法です。
比較
アはプロダクトプレイスメント、イはインターナルマーケティング、ウはマスマーケティングの説明です。いずれも、顧客の情報探索を起点にコンテンツを届けるインバウンドマーケティングとは異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。映画やテレビなどの作品中に商品やロゴを登場させて認知を高める方法は、プロダクトプレイスメントの説明である。顧客が情報を探す行動を起点に情報提供するインバウンドマーケティングとは異なる。
選択肢イ
これは不正解だよ。顧客ではなく自社の従業員を対象に行うマーケティングは、社内向けのマーケティング、すなわちインターナルマーケティングに当たる。顧客との情報接点を育てるインバウンドの説明ではない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。市場を均質とみなし、大規模なプロモーションで広く訴求する考え方は、マスマーケティングの特徴である。顧客の自発的な情報探索に応じて関心を育てる手法とは方向性が異なる。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。顧客が自ら情報を探しに来ることを起点として、商品やサービスに関心をもつコンテンツを作り、継続的に発信する説明は、インバウンドマーケティングの特徴に合致する。
学習のポイント
顧客主導の情報接点と、他のマーケティング概念との違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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