STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和4年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問3
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アABC分析
- イSWOT分析
- ウ競合分析
- エ決定木分析
解き方のヒントを見る
分析の目的と情報の関係を整理
予測分析を学ぶ際は、与えられた情報と求められている結果の関係に注目しましょう。情報の内容を自分なりに整理し、何を明らかにしたい場面なのかを確かめることが出発点です。
この問題で問われていること
ここでは、与えられた情報が何を知るために示されているかに焦点を置きます。示された条件に立ち戻り、情報と目的のつながりを整理してください。用語から連想した内容を付け足さず、明示された範囲で考えることが大切です。
視点
情報と目的をそれぞれ短い言葉にすると、両者の関係を整理しやすくなります。その際は、明示されている内容と、自分が連想した内容を区別して考えましょう。
確認ポイント
- 何を明らかにしたいのかを言葉にできているか
- 示された情報と分析の目的のつながりを整理したか
- 情報と目的の関係に、明示されていない前提を加えていないか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
正解はエの決定木分析です。顧客の属性を条件としてデータを分け、購買履歴から各グループの購入傾向を調べることで、購入可能性の高いセグメントを予測する処理に適しています。
理由
決定木分析は、属性に関する条件でデータを順に分け、その結果を木構造で表して分類や予測に使う手法です。設問では、性別、年齢層、職業、年収などを組み合わせて顧客をセグメント化し、購買履歴を基に購入可能性を予測しています。この処理に合うのが決定木分析です。
比較
ABC分析は売上高などの累積構成比による重要度の分類、SWOT分析は強み・弱み・機会・脅威の整理、競合分析は競合企業と自社の比較に用います。設問で求められているのは、顧客の複数の属性と購買履歴を使った購入可能性の予測であり、これらの分析とは対象や目的が異なります。
選択肢ア
これは不正解だよ。ABC分析は、売上高などの指標で対象を順位付けし、累積構成比に基づいて重要度別に分類する手法です。設問では、顧客の複数の属性と購買履歴を使って購入可能性の高いセグメントを予測しており、指標の大小による重要度の分類とは目的が異なります。
選択肢イ
これは不正解だよ。SWOT分析は、企業の強み・弱みと、外部環境の機会・脅威を整理し、戦略の検討に役立てる手法です。設問の対象は顧客の属性と購買履歴であり、それらを使って購入可能性の高いセグメントを予測する処理は、SWOT分析の役割に当たりません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。競合分析は、競合企業の商品、価格、販売活動などを調べ、自社との違いや優位性を把握する手法です。設問では競合企業との比較ではなく、自社の顧客属性と購買履歴に基づいて購入可能性の高いセグメントを予測しているため、競合分析は該当しません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。決定木分析は、属性の条件によってデータを枝分かれさせ、分類や予測を行う手法です。顧客を性別、年齢層、職業、年収などで分け、各グループの購買履歴から購入傾向を調べることで、購入可能性の高いセグメントを予測できます。設問の処理に合致します。
学習のポイント
各分析手法の対象と目的を整理し、顧客属性と購買履歴を使う分類・予測との対応を理解しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問3(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針