STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和4年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問2
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アMOT
- イギグエコノミー
- ウコンプライアンス
- エレグテック
解き方のヒントを見る
規制対応を整理するための視点
金融分野の業務効率化を考えるときは、作業時間の短縮だけで判断せず、規制上の確認や記録が継続的に扱えるかを軸に、提案の検討順序を整理しましょう。全体のつながりにも注目します。
この問題で問われていること
選択肢を読む際は、効率化の方法そのものではなく、必要な確認・記録・見直しの関係が追跡しやすいかという一つの観点に絞って比較してください。個別の手段はその後に考えます。
視点
効率化策を検討するときは、担当者の負担軽減と、業務の経緯を後から確認できる状態を同じ枠組みで捉えます。導入効果だけでなく、運用中の確認可能性にも目を向けます。
確認ポイント
- 作業の短縮だけでなく、確認や記録の扱いまで検討対象になっているか
- 担当者や時点が変わっても、判断の経緯を確認できる観点があるか
- 運用後に内容を見直すための確認点が、整理の中に含まれているか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
金融業界で発展し、規制対象の企業が法令や規則に適切に対応できているかを確認する業務を、AIやデータ分析などのITで効率化する取組を指します。
理由
レグテックは、規制を意味するRegulationと技術を意味するTechnologyを組み合わせた言葉です。規制対象事業者のコンプライアンス確認、報告、監視などを、最新ITによって効率化する取組を表します。
比較
コンプライアンスは法令や社内規則を守る考え方そのものを指します。一方、レグテックは、その規制対応業務をITで効率化する金融分野の取組であり、両者は意味の範囲が異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。MOTはManagement of Technologyの略で、技術を経営資源として活用し、研究開発や製品化、事業運営などを管理する考え方である。金融業界の規制対応を最新ITで効率化する取組を直接表す用語ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。ギグエコノミーは、インターネット上のプラットフォームなどを介して、個人が単発または短期の仕事を請け負う働き方や経済の仕組みを指す。規制対応の確認業務をITで効率化する概念とは異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。コンプライアンスは、企業や組織が法令、規則、社会的規範などを守って事業活動を行うことである。設問の規制対応に関係するが、最新ITを用いてその業務を効率化する金融分野の取組名ではない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。レグテックは、規制を意味するRegulationと技術を意味するTechnologyを組み合わせた用語である。金融機関などの規制対象事業者が、法令や規則への対応状況の確認、監視、報告などをITで効率化する取組を指す。
学習のポイント
金融分野の規制対応とIT活用を結び付ける用語を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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