SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ

令和7年度春期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問24

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

スイッチングハブ同士を接続する際に,複数のポートを束ねて一つの論理ポートとして扱う技術はどれか。

選択肢

  1. ア
    MIME
  2. イ
    MIMO
  3. ウ
    マルチパート
  4. エ
    リンクアグリゲーション
解き方のヒントを見る

複数経路を見分ける視点

複数の通信経路をまとめて扱う仕組みを考えるときは、名称や見た目ではなく、何を一つの単位として管理し、どの目的で束ねるのかを整理して丁寧に比較しましょう。

この問題で問われていること

確認する観点を、束ねられる対象と、その束ね方が通信全体にもたらす目的との対応関係に絞ります。個別の方式名や具体的な動作を暗記せず、説明の軸が一貫しているかを見てください。

視点

複数の経路を扱う説明では、対象の単位、構成を管理する範囲、束ねる目的を順に整理します。選択肢を読む際は、同じ言葉がどの対象を指しているかを確かめ、目的と説明の対応だけを比較してください。

確認ポイント

  • 束ねる対象が、通信のどの単位として説明されているかを確認する。
  • 束ねる目的と、説明されている管理範囲が対応しているかを確認する。
  • 名称の印象ではなく、対象と目的の組合せが一貫しているかを確認する。
正解と解説を見る

正解

エ

解説

スイッチングハブ間で複数の物理リンクを束ね、一つの論理的なリンクとして扱う技術はリンクアグリゲーションです。帯域の拡大やリンク障害時の可用性向上に利用される。

理由

リンクアグリゲーションは、複数の物理ポートによるリンクを論理的に一つへまとめる技術です。スイッチングハブ同士を接続する際に、通信帯域を有効活用し、構成によっては一部リンク障害時の通信継続にも役立つ。

比較

MIMEとマルチパートは主に電子メールなどのデータ形式に関する用語であり、MIMOは複数アンテナを用いる無線通信技術です。いずれもスイッチ間の複数ポートを一つの論理ポートに束ねる技術ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。MIMEは電子メールなどで、本文や添付ファイルのデータ形式、文字コード、メディア種別を扱う規格である。ネットワーク機器の複数ポートを束ね、スイッチ間の一つの論理ポートとして扱う機能ではない。

選択肢イ

これは不正解だよ。MIMOはMultiple Input Multiple Outputの略で、複数の送信アンテナと受信アンテナを使って無線通信の性能を高める技術である。スイッチングハブの物理ポートを論理的に束ねる用途とは異なる。

選択肢ウ

これは不正解だよ。マルチパートは、電子メールなどの一つのメッセージを複数の構成要素に分けて扱うデータ形式に関する概念である。複数の通信ポートを束ねて一つの論理リンクにする技術を指していない。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。リンクアグリゲーションは、スイッチングハブ間などで複数の物理リンクを束ね、通信上は一つの論理リンクとして扱う技術である。複数回線の帯域を活用し、構成によっては冗長性も確保できる。

学習のポイント

ネットワーク接続技術と、メール・無線通信技術の用語を区別する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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