SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
令和7年度春期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問12
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アAIM(Automated Infrastructure Management)
- イBAS(Building Automation System)
- ウCMDB(Configuration Management Database)
- エNEBS(Network Equipment Building Systems)
解き方のヒントを見る
監視情報と判断の関係を整理
設備管理の設問では、示される情報、そこから読み取る状態、運用上の判断を同じものとして扱わないことが重要です。各記述がどの段階に関係するかを落ち着いて整理しましょう。
この問題で問われていること
一つの観点に絞り、各記述が主に「状態を把握する段階」と「把握した内容をもとに運用を考える段階」のどちらを扱っているか、その関係だけに注目してください。
視点
設備管理の記述を読む際は、対象となる情報、読み取られる状態、その後の判断を分けて捉えます。記述の主語・対象・目的のつながりを確認し、異なる段階を混同していないか整理しましょう。
確認ポイント
- 記述が扱う対象は、状態を知るための情報か、情報を受けた後の運用上の判断か。
- その記述の目的は、状況の把握に置かれているか、把握後の対応検討に置かれているか。
- 主語・対象・目的を対応づけたとき、異なる段階を一つの役割として読んでいないか。
正解と解説を見る
正解
イ
解説
設備機器の運転状況の監視、運転制御、故障監視、計測データ管理を行うのは、建物設備を自動的に管理するBASです。
理由
BASはBuilding Automation Systemの略で、建物やデータセンターの設備機器について、運転状況の監視、運転制御、故障監視、計測データの管理などを行う。設問の機能と一致する。
比較
AIMは機器や配線などの資産情報管理、CMDBは構成情報の管理に関する用語です。NEBSは通信機器を設置する建物設備に関する基準・システムを指し、設問の総合的な設備監視・制御機能とは異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。AIMはAutomated Infrastructure Managementの略で、データセンター内の機器や配線など、インフラ資産の識別・管理を自動化する仕組みに関する用語である。設備機器の運転状況を監視し、運転を制御する設問の機能とは対象が異なる。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。BASはBuilding Automation Systemの略で、建物やデータセンターの設備機器を対象に、運転状況の監視、運転の制御、設備故障の監視、計測データの管理を行う。設問に示された機能をまとめて担う仕組みである。
選択肢ウ
これは不正解だよ。CMDBはConfiguration Management Databaseの略で、ITサービスを構成する機器やソフトウェアなどの構成情報と関係を管理するデータベースである。設備機器の運転制御や故障監視を行う仕組みではない。
選択肢エ
これは不正解だよ。NEBSはNetwork Equipment Building Systemsの略で、通信ネットワーク機器を設置する建物や設備に関する要件・仕組みを指す。設問のように設備機器の運転監視、制御、計測データ管理を行うシステムそのものではない。
学習のポイント
BAS、AIM、CMDB、NEBSの対象範囲と役割を区別して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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