SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成28年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- アa:情報を提示して利用する/b:情報とデータを分析する/c:データを処理する
- イa:情報を提示して利用する/b:データを処理する/c:情報とデータを分析する
- ウa:データを処理する/b:情報とデータを分析する/c:情報を提示して利用する
- エa:データを処理する/b:情報を提示して利用する/c:情報とデータを分析する
解き方のヒントを見る
条件と役割を対応づける確認の視点
用語や手順の名称だけで判断せず、設問中の目的・前提・対象・制約を対応づけて、問われている役割と説明の範囲が整合しているかを確認しましょう。条件にない知識を補いすぎないことも大切です。
この問題で問われていること
一つの観点として、設問の条件が示す目的と、各選択肢が説明している対象の対応関係に注目し、余分な前提を足さずに意味のずれがないかを見極めます。名称の印象ではなく、条件との結びつきを優先してください。
視点
設問の条件を手掛かりに、問われている対象の目的、利用場面、関係する役割を整理します。そのうえで、説明が条件に直接対応しているか、別の概念や場面を混同していないかを確認してください。
確認ポイント
- 設問が明示する目的と対象を分けて整理する
- 説明される役割が条件に対応しているか確認する
- 条件にない前提を追加して判断しない
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
ITILの7ステップ改善プロセスは、測定対象を定めてデータを収集し、データを処理し、情報とデータを分析した後、情報を提示して利用し、改善を実施する流れです。したがって、図の空欄は工程順に対応させる。
理由
図では、ステップ3の「データを収集する」の次がステップ4、続いてステップ5、ステップ6となる。収集直後はデータを処理し、その後に情報とデータを分析し、分析結果を情報として提示して利用する流れになる。
比較
よって、aは「データを処理する」、bは「情報とデータを分析する」、cは「情報を提示して利用する」に対応する。この順序に一致する組合せはウです。
選択肢ア
これは不正解だよ。図ではステップ4がデータを扱う初期段階に当たり、ステップ5で分析へ進み、ステップ6で結果を活用する流れになる。この選択肢はaの開始位置から工程の役割を取り違え、その後の対応もずれている。
選択肢イ
これは不正解だよ。ステップ4の後に分析を行い、その結果を次の工程で利用する必要がある。ところがこの選択肢は、ステップ5にデータ処理、ステップ6に分析を置いており、処理から分析、活用へ進む工程順と一致しない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。ステップ3で収集したデータをステップ4で処理し、ステップ5で情報とデータを分析する。その後、ステップ6で情報を提示して利用し、ステップ7の改善実施へつなげるため、図の順序と完全に一致する。
選択肢エ
これは不正解だよ。aの「データを処理する」はステップ4に適合するが、ステップ5では分析を行い、その結果をステップ6で提示して利用する。後半を入れ替えているため、改善プロセスの自然な工程順になっていない。
学習のポイント
データを処理し、分析結果を活用して改善へ進む工程の順序を押さえる。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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