SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ

平成28年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問1

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ITILにおいて,良い目標値を設定するための条件として“SMART”がある。“S”はSpecific(具体的),“M”はMeasurable(測定可能),“R”はRelevant(適切),“T”はTime-bound(適時)の頭文字である。“A”は何の頭文字か。

選択肢

  1. ア
    Achievable(達成可能)
  2. イ
    Ambitious(意欲的)
  3. ウ
    Analyzable(分析可能)
  4. エ
    Auditable(監査可能)
解き方のヒントを見る

条件と役割の対応を確認する

設問を読むときは、問われている用語や手順そのものを急いで決めず、示された条件がどの役割や目的との対応を求めているかに注目し、前提と結論の関係を丁寧に整理しましょう。

この問題で問われていること

一つの設問について、条件が変わったときに判断の基準となる役割や目的も変わるのかを確認し、各記述がその関係を説明するものかどうかを丁寧に見比べ、言葉の印象だけで決めないようにしましょう。

視点

概念を整理するときは、まず設問の条件を役割・目的・対象・前提に分け、互いの関係を図式的に捉える視点を持ちましょう。用語の知名度や表面的な似ている部分ではなく、条件に対して何を説明しようとしているかを確認すると、落ち着いて判断できます。

確認ポイント

  • 設問で示される条件を、役割や目的と分けて書き出す
  • 用語・手順・役割のどれが中心に問われているかを確認する
  • 各記述が条件との関係を説明しているか、表現に惑わされず確かめる
正解と解説を見る

正解

ア

解説

SMARTは、目標を具体化し、測定や関連性、期限など複数の観点から評価するための枠組みであり、実現できる水準かどうかも確認する。

理由

SMARTのAはAchievableを表し、設定した目標が現実的に達成可能であることを意味します。意欲的な目標であっても、実現可能性を欠けば適切な目標とはいえない。

比較

Ambitiousは意欲的、Analyzableは分析可能、Auditableは監査可能という意味です。いずれも一般的な性質を表す語だが、このSMARTの定義におけるAとは一致しない。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。SMARTのAはAchievableの頭文字で、目標が実現可能であることを表す。具体的で測定でき、関連性や期限があっても、実行できない水準なら良い目標とはいえないため、達成可能性を条件に含める。

選択肢イ

これは不正解だよ。Ambitiousは「意欲的」「野心的」という意味で、挑戦的な目標を表す語としては理解できるが、この設問で示されたSMARTのAの定義ではない。SMARTでは目標の実現可能性を確認する観点が置かれている。

選択肢ウ

これは不正解だよ。Analyzableは「分析可能」という意味だが、設問に挙げられたSMARTの構成要素には該当しない。分析や評価は目標管理で役立つ活動でも、Aが表す目標条件そのものを示す語ではない。

選択肢エ

これは不正解だよ。Auditableは「監査可能」という意味で、記録や証跡を点検できる性質を指す。一方、SMARTのAは目標を実際に達成できるかという観点を表すため、監査可能性とは異なる。

学習のポイント

略語の暗記だけでなく、各条件が目標管理で果たす役割を理解する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問1(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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