SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ
平成26年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア規定された要件と制約に沿って,サービスを運用に移行し,確実に稼働させることである。
- イサービスの効率,有効性,費用対効果の観点で運用状況を継続的に測定し,改善していくことである。
- ウサービスの内容を具体的に決めることである。
- エ戦略的資産として,どのようにサービスマネジメントを設計,開発,導入するかについての手引を提供することである。
解き方のヒントを見る
条件と役割を対応づける視点
設問の条件と用語・手順・役割の関係を丁寧に整理し、問われている対象が何を担うものか、どの条件が判断に影響するかを確認しましょう。表面的な語感だけで決めず、文中の制約との整合性を軸に考えることが大切です。
この問題で問われていること
一つの観点として、設問中の条件が対象の役割や適用場面とどのように結び付いているかを確認してください。定義の暗記だけでなく、前後の文脈や目的との関係を読み取り、説明全体の筋道を検討します。
視点
用語や手順を判断するときは、まず対象の目的・役割・前提条件を分けて捉え、それぞれが設問の記述と矛盾なく結び付くかを考えます。個別の正解を覚えるより、条件から意味を整理する姿勢を重視してください。
確認ポイント
- 設問で示される条件と、問われている対象の役割が対応しているか確認する
- 対象の説明が目的や利用場面と一貫しているか、文脈を踏まえて見直す
- 似た概念との違いを決めつけず、設問中の制約に照らして根拠を整理する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
サービストランジションは、決められた要件と制約に従って新しいサービスを運用へ移し、安定して稼働できる状態にする段階です。
理由
サービストランジションでは、規定された要件や制約を満たすサービスを、実際の運用へ移行する。移行後もサービスが確実に稼働できる状態にすることが、この段階の中心的な役割です。
比較
継続的な測定と改善はサービス提供後の改善活動、サービス内容を決めることは企画や設計に関する活動です。また、サービスマネジメントの設計・開発・導入方針を示す説明も、移行段階そのものとは異なる。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。サービストランジションは、承認された要件や制約を踏まえてサービスを運用段階へ移し、導入後に期待された状態で稼働できるようにする役割を担う。したがって、運用への移行と確実な稼働を述べたこの説明が該当する。
選択肢イ
これは不正解だよ。効率、有効性、費用対効果を継続的に測定し、その結果を用いてサービスを改善する説明は、運用へ移す活動ではなく、サービス提供後の評価と改善を扱う段階の説明である。したがって、サービストランジションの主目的とは一致しない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。サービスの内容を具体的に決めることは、利用者の要求や事業上の目的を踏まえて、どのようなサービスを提供するかを定める活動に当たる。これは運用開始に向けてサービスを移行する説明ではないため、サービストランジションの定義としては適切でない。
選択肢エ
これは不正解だよ。戦略的資産としてサービスマネジメントをどのように設計、開発、導入するかの手引を提供する説明は、サービスマネジメント全体の方向性や設計方針を扱う内容である。既定のサービスを運用へ移行する段階の説明とは異なる。
学習のポイント
各ライフサイクル段階の目的と、説明文に現れる活動の対応を整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針