SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ

平成26年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問6

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ITサービスマネジメントにおいて,災害による重大なサービス停止に関する事業影響度分析は,どのプロセスで実施するか。

選択肢

  1. ア
    インシデント及びサービス要求管理
  2. イ
    サービス継続及び可用性管理
  3. ウ
    サービスレベル管理
  4. エ
    問題管理
解き方のヒントを見る

条件と役割の対応を確認する視点

設問では、示された条件と用語・手順・役割の関係を同じ文脈で読み取り、問われている対象が何を担うものか、どの条件に対応するのかを整理し、焦点を外さずに判断します。

この問題で問われていること

一つの確認に絞り、設問中の条件が示す目的や担当範囲と、各記述が表す対象との対応を、言葉の印象ではなく文脈に沿って丁寧に照合し、読み違いを避け、慎重に確認してください。

視点

用語や手順を単独で覚えているかではなく、設問の条件のもとで、どの対象について何の役割や関係が問われているかを切り分け、関連する説明の範囲を整理します。

確認ポイント

  • 設問の条件が、どの対象の役割や関係を確認させているか。
  • 用語・手順・役割の説明を、設問の文脈に沿って読めているか。
  • 判断の根拠を、言葉の印象ではなく条件との対応に置けているか。
正解と解説を見る

正解

イ

解説

災害による重大なサービス停止の事業影響度分析は、停止時の影響を把握し、サービスの継続や復旧に必要な対策へ反映するための活動です。そのため、サービス継続及び可用性管理に位置づけられる。

理由

災害による重大なサービス停止では、単に個別障害を解決するだけでなく、停止が事業へ及ぼす影響を分析し、必要な継続・復旧対策を検討する。この役割は、サービスの継続性と可用性を管理する領域に対応する。

比較

インシデント及びサービス要求管理は個別の障害や要求への対応、サービスレベル管理はサービスレベルや達成目標の管理、問題管理は原因究明や再発防止を中心とする。事業影響度分析の主目的とは異なる。

選択肢ア

これは不正解だよ。インシデント及びサービス要求管理は、発生した個別の障害や利用者からの要求への対応を扱うプロセスであり、災害による重大停止が事業へ及ぼす影響を分析し、継続計画につなげる活動の主担当ではない。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。災害による重大なサービス停止に備え、事業への影響を分析して、サービスを継続・復旧するための考え方や対策に反映する活動は、サービス継続及び可用性管理の領域に位置づけられる。

選択肢ウ

これは不正解だよ。サービスレベル管理は、顧客とのサービスレベルや達成目標を定め、提供状況を確認することが中心である。災害停止時の事業影響度分析そのものを担当するプロセスではない。

選択肢エ

これは不正解だよ。問題管理は、インシデントの根本原因や再発防止策を扱うプロセスである。災害時にサービスが止まった場合の事業影響を評価し、継続・可用性の対策へ結び付ける分析とは役割が異なる。

学習のポイント

事業影響度分析の目的と、各ITサービスマネジメントプロセスの役割を区別する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問6(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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