SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ

平成24年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ 問1

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

システムの改善に向けて提出された4案について,評価項目を設定して採点した結果を,採点結果表に示す。効果及びリスクについては5段階評価とし,それぞれの評価項目の重要度に応じて,重み付け表に示すとおりの重み付けを行った上で次の式で総合評価点を算出したとき,総合評価点が最も高い改善案はどれか。〔総合評価点の算出式〕総合評価点=効果の総評価点-リスクの総評価点
案1から案4までの効果とリスクの採点結果表,及び各評価項目の重み付け表。
案1から案4までの効果とリスクの採点結果表,及び各評価項目の重み付け表。

選択肢

  1. ア
    案1
  2. イ
    案2
  3. ウ
    案3
  4. エ
    案4
解き方のヒントを見る

条件と役割の対応を確認する視点

設問では、問われている用語・手順・役割そのものを暗記だけで判断せず、問題文の条件と照らし合わせて、何を対象にどの観点で確認するかを整理しましょう。判断の根拠が条件に沿っているかを落ち着いて見直すことが大切です。

この問題で問われていること

一つの観点に絞り、設問中の条件が、問われている内容の目的や適用場面とどのように結び付くかを確認してください。表面的な語句の一致ではなく、条件との関係が自然かを見直します。

視点

用語や手順を確認するときは、まず設問が示す状況を要素に分け、対象・目的・前提・期待される役割の関係を整理します。そのうえで、確認対象が条件全体と矛盾なく対応するかを、同じ基準で見直します。

確認ポイント

  • 設問で示された条件のうち、判断に関係する前提を拾う
  • 問われている内容の目的や役割を、条件との関係で整理する
  • 語句の印象ではなく、条件全体との整合性を確認する
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

各案の評価点に項目別の重みを掛けて効果とリスクの総評価点を求め、効果からリスクを差し引くと、最も高い総合評価点は案3の7点になります。

理由

案3は、効果の総評価点が5×4+2×2+2×3=30点、リスクの総評価点が1×8+5×3=23点です。したがって総合評価点は30点-23点=7点となります。

比較

他の案は、案1が31点-28点=3点、案2が36点-35点=1点、案4が30点-43点=-13点です。よって案3の7点が最も高くなります。

選択肢ア

これは不正解だよ。案1の効果は3×4+2×2+5×3=31点、リスクは2×8+4×3=28点なので、総合評価点は31点-28点=3点です。案3の7点を下回るため、最も高い案ではありません。

選択肢イ

これは不正解だよ。案2の効果は4×4+4×2+4×3=36点ですが、リスクも4×8+1×3=35点になります。そのため総合評価点は1点にとどまり、案3の7点より低くなります。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。案3の効果は5×4+2×2+2×3=30点、リスクは1×8+5×3=23点です。式に従って30点-23点=7点となり、4案の中で総合評価点が最も高くなります。

選択肢エ

これは不正解だよ。案4の効果は2×4+5×2+4×3=30点ですが、スケジュールリスクが5×8=40点と大きく、リスク合計は43点です。総合評価点は-13点となり、案3より低くなります。

学習のポイント

重み付き合計を効果とリスクに分けて計算し、最後に差し引く手順を確認しましょう。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問1(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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