SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

令和5年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

プロジェクトマネジメントにおける “プロジェクト電章” の説明はどれか。

選択肢

  1. ア
    プロジェクトの実行、 監視、 管理の方法を規定するために、 スケジュール、 リスクなどに関するマネジメントの役割や責任などを記した文書
  2. イ
    プロジェクトのスコープを定義むするために、 プロジェクトの目標、 成果物、 要求事項及び境界を記した文書
  3. ウ
    プロジェクトの目標を達成し、 必要な成果物を作成するために、 プロジェクトで実行する作業を階層構造で記した文書
  4. エ
    プロジェクトを正式に認可するために、 ビジネスニーズ、 目標、 成果物、 プロジェクトマネージャ、 及びプロジェクトマネージャの責任・権限を記した文書
解き方のヒントを見る

午前I 問19:作業の割合と進み具合から残り日数を出そう

要件定義から内部設計までは、作業全体を100としたときに `25+21+11=57%` 分の道のりだよ。そこまでに228日かかっているので、全体の工期は `228 ÷ 0.57 = 400日` と分かる。さらに、プログラム開発は全体の11%分で、そのうち200本中100本、つまり半分まで終わっている。プログラム開発の半分は `400日 × 11% × 50% = 22日` 分進んだと考えられるので、今までに進んだ分は `228日 + 22日 = 250日`。だから残りは `400日 - 250日 = 150日` になるよ。

この問題で問われていること

工程ごとの割合を地図の距離みたいに見て、さらにプログラム本数の進捗を組み合わせて、残りの工期を計算できるかがポイントだよ。

Remaining Duration Estimation

programming phase is half done when 100 of 200 programs are complete

requirements+external+internal = 57% = 228 days\ntotal = 400 days\nprogramming 11% = 44 days、 half remaining = 22\ntest+release 21+11+? -> total remaining 150

確認ポイント

  • 完了済みフェーズ比率をまず全体日数へ換算する。
  • プログラム開発は本数比例で進捗を見る。
  • 残工期を単純に 400-228 としない。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。これはプロジェクトマネジメント計画書の説明だね。たとえるなら、旅行で「いつ出発するか、誰が予約するか、トラブル時はどうするか」を決めた進め方マニュアル。プロジェクト憲章のように「そもそもこの旅行を正式にやってよい」と認める許可証ではないよ。

選択肢イ(正解)

これは不正解だよ。これはプロジェクトスコープ記述書の説明だね。スコープは「この家のリフォームではキッチンまで、風呂場は対象外」みたいに範囲を決めるもの。プロジェクト憲章のように、プロジェクト開始の正式な認可や責任者の権限を示す文書ではないよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。これはWBSの説明だね。WBSは、引っ越し作業を「荷造り」「運搬」「掃除」みたいに細かく分けた作業リストのようなもの。プロジェクトを正式に認可する文書ではなく、何を作業するかを階層的に整理する文書だよ。

選択肢エ

これは正解だよ。プロジェクト憲章は、たとえるなら「このイベントを正式に開催してOKです。責任者はこの人です」と書いた許可証みたいなもの。ビジネス上の必要性、目標、成果物、プロジェクトマネージャの責任や権限を書くので、まさにプロジェクトを正式に始めるための文書だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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