SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成31年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問21

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ITサービスマネジメントにおける問題管理プロセスにおいて実施することはどれか

選択肢

  1. ア
    インシデントの発生後に暫定的にサービスを復旧させ、 業務を継続できるようにする。
  2. イ
    インシデントの発生後に未知の根本原因を特定し、 恒久的な解決策を策定する。
  3. ウ
    インシデントの発生に備えて、 復旧のための設計をする。
  4. エ
    インシデントの発生を記録し、 関係する部署に状況を連絡する。
解き方のヒントを見る

午前I 問21:バックアップ媒体は何か月分いる?

「指定日からいつでも6か月前まで戻せるようにしてね」と言われたら、カレンダーをさかのぼって考えよう。最新月だけ見ればよさそうに見えるけど、6か月前の時点へ確実に復元するには、その月の最初に取ったフルバックアップも必要になるよ。だから、最新月を含めて7か月分の月次フルバックアップ媒体と、各月の差分バックアップ媒体を持っておく必要があるんだ。

この問題で問われていること

ポイントは、「6か月前まで復元できる」という条件から、月次フルバックアップと月内の差分バックアップの媒体が何本必要かを数えられるかだよ。復元したい日を作るには、まず土台になるフルバックアップがあって、その後の差分を重ねるイメージで考えよう。

Tape Backup Count

retain 7 monthly full tapes and 7 monthly differential tapes to cover any date up to 6 months earlier

full backup tapes = 7\ndifferential tapes = 7\ntotal = 14

確認ポイント

  • 6 か月前まで復元するには当月分も含める。
  • 差分はフルとは別媒体で月ごとに 1 本必要です。
  • 合計 14 本を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。これは、家の鍵をなくした人に一時的に合鍵を渡して、とりあえず家に入れるようにするイメージだね。サービスを早く復旧して業務を続けられるようにするのはインシデント管理の役割で、根本原因を調べる問題管理とは目的が違うよ。

選択肢イ

これは正解だよ。問題管理は、家に泥棒が入ったあとに「割れた窓をふさぐ」だけじゃなくて、「なぜ入られたのか」「次からどう防ぐか」まで考える係なんだ。インシデントの根本原因を見つけて、再発しにくい恒久的な対策を考えるので、この説明がぴったりだよ。

選択肢ウ(正解)

これは不正解だよ。これは、火事や停電に備えて避難経路や予備電源を準備しておくような話で、ITサービス継続性管理に近いんだ。問題管理は、起きたトラブルの原因を調べて再発防止する役割なので、「発生に備えた復旧設計」とは少し違うよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。これは、受付窓口が「トラブルが起きました」と記録して、関係者に連絡するような役割だね。問題管理はその後に「なぜ起きたのか」「二度と起きないようにどう直すか」を考える係なので、単なる記録や連絡だけではないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成31年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問21(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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