SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問25

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

半導体ファブレス企業の説明として、 適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    委託者の依頼を受けて、 自社工場で半導体製造だけを行う。
  2. イ
    自社で設計し、 自社工場で生産した製品を相手先ブランドで納入する。
  3. ウ
    自社内で回路設計から製造まで全ての設備をもち、 自社プランド製品を販売する。
  4. エ
    製品の企画、 設計及び開発は行うが、 半導体製造の工場は所有しない。
解き方のヒントを見る

金のなる木は、安定してお金を生む頼れる事業だよ

成長が落ち着いた市場で高いシェアを持つ事業は、たとえるなら毎日しっかり売れる定番商品みたいなものだよ。大きな追加投資をしなくても安定して利益を出せるので、そのお金を新しい事業や成長分野に回すための資金源になるんだ。

この問題で問われていること

PPMの分類でいう「金のなる木」を正しく選べるかがポイントだよ。「花形」は成長市場でシェアも高い事業、「問題児」は成長市場だけどシェアが低い事業、「負け犬」は成長もシェアも低い事業、という違いを押さえよう。

BCG Cash Cow

a business with low market growth and high relative market share is a cash cow in the BCG matrix

low growth\nhigh share\nsource of cash

確認ポイント

  • 高成長高シェアは花形です。
  • 低成長高シェアを選ぶ。
  • 資金源になる象限を押さえる。
正解と解説を見る

正解

エ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。自社工場で“製造だけ”を請け負う会社は、料理でいうとレシピはお客さんが持ってきて、自分は大きな厨房で作る専門店みたいなもの。これはファブレスではなく、ファウンドリの説明だよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。自社で設計して自社工場で作り、相手先ブランドで納めるのは、服を自分の工場で作って、別のお店の名前で売ってもらうような形だよ。これはODMの説明で、工場を持たないファブレスではないよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。設計から製造まで全部の設備を自社で持ち、自社ブランドで売るのは、企画も工場も販売も全部自分でやる大きなメーカーだよ。工場を持たないファブレスとは逆で、IDMの説明だよ。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。ファブレスは“fab=工場”を持たない会社のこと。料理でいうと、メニュー作りやレシピ開発は自分でやるけど、実際の調理は外部の厨房に頼む感じだよ。半導体では企画・設計・開発を行い、製造工場は持たない会社を指すよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針