SC情報処理安全確保支援士試験 午後Ⅰ

平成28年度秋期 情報処理安全確保支援士 午後Ⅰ 問2

事例を読んで設問の答えを考えてから、解説のポイントとIPA公式の解答例・採点講評で確認しましょう。

問題

依然として報告件数が減らないバッファオーバフロー脆ぜい弱性についての問題である。状況設定では開発ベンダとしているが,ソフトウェア開発業務に従事していなくても,今日の情報セキュリティスペシャリストならば,単なるキーワードの理解だけではなく,そのメカニズムと具体的対策も知っておくべきものである。 本問では,それらを問う問題と共に,ソフトウェア開発における脆弱性対策全般についての取組みも問う。
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問02:バッファオーバーフローは「メモリのはみ出し事故」と考えよう

この問題では、スタック上の戻り番地が上書きされる仕組みを押さえよう。たとえるなら、決められた記入欄から文字がはみ出して、隣の大事な指示書まで書き換えてしまうようなものだよ。また、`sample2` のようにヒープに確保される場所は実行環境によって変わるので、「ここに必ずある」と決め打ちできない点も重要だよ。さらに、ヒープを書き込み禁止にするだけでは、はみ出しそのものを防げないから根本対策にはならない。境界チェックをする、安全なAPIを使う、そもそも脆弱性を作り込まない開発ルールを整える、といった対策をセットで整理しよう。

この問題で問われていること

この問題で問われているのは、攻撃が成立する条件を理解したうえで、その場しのぎの回避策ではなく、開発全体で同じ脆弱性を再発させない対策に結び付けられるかだよ。

Buffer Overflow Mechanism and Robust Countermeasures

buffer overflow defense starts from understanding how overwritten return addresses redirect control flow and why mitigation must not depend on allocator-specific behavior

overwrite return address\nheap layout differs by library\nheap write blocking alone is insufficient\nuse bounds checks and safe APIs

確認ポイント

  • 戻り番地上書きの流れを押さえる。
  • 実装依存の回避策に寄せすぎない。
  • 開発工程での再発防止策まで考える。
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解説

公式過去問です。問題冊子と解答例を参照して確認してください。

公式問題冊子

問題冊子: https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000g6fw-att/2016h28a_sc_pm1_qs.pdf

公式解答例

解答例: https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000g6fw-att/2016h28a_sc_pm1_ans.pdf

採点講評

採点講評: https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000g6fw-att/2016h28a_sc_pm1_cmnt.pdf

学習のポイント

公式問題冊子、解答例、採点講評を併読して要点を整理してください。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午後Ⅰ 問2(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例 / 採点講評)

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