SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成27年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アあるサブプロジェクトの損失を、 他のサブプロジェクトの利益と相殺する。
- イ個人情報の漏えいが起こらないように、 システムテストで使用する本番データの個人情報部分はマスキングする。
- ウ損害の発生に備えて、 損害賠償保険を掛ける。
- エ取引先の業績が悪化して、 信用に不安があるので、 新規取引を止める。
解き方のヒントを見る
午前I 問19:足りなくなる前に準備する「資源量の計画」だよ
今どれくらい使っているかを見るだけじゃなくて、これから仕事量が増えそうか、利用者が増えそうかを見越して、サーバや回線などを先に準備しておく考え方だよ。お店でいうと、今日の在庫を見るだけでなく、週末にお客さんが増えるから材料を多めに仕入れておくイメージだね。
この問題で問われていること
ポイントは、単に今の動きが遅いか速いかを見る性能管理ではなく、将来足りなくならないようにCPU、メモリ、ディスク、回線などの資源量を計画する話だと見抜くことだよ。
Capacity Management
capacity management ensures that sufficient IT resources will be available based on predicted future demand
predict demand\nplan resources\navoid shortage/excess
確認ポイント
- 応答時間監視だけではありません。
- 将来需要を踏まえる。
- 資源量の計画を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。ある損失を他の利益で埋め合わせるのは、財布の中で『こっちの赤字を、あっちの黒字で穴埋めしよう』としているだけ。リスクを保険会社や外部業者に渡しているわけではないので、『転嫁』とは言えないよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。本番データの個人情報をマスキングするのは、名簿の名前や住所に目隠しシールを貼ってから作業するようなもの。漏えいしたときの被害を起こりにくく・小さくする対策なので、『低減(軽減)』に当たるよ。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。損害賠償保険を掛けるのは、事故が起きたときのお金の負担を保険会社に引き受けてもらうイメージ。自分の家で火事が起きたときに備えて火災保険に入るのと同じで、リスクそのものは消えないけれど、損害の影響を他者へ移すので『転嫁』に当たるよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。信用に不安がある取引先との新規取引を止めるのは、危なそうな道を通らないようにする感じ。リスクを誰かに渡しているのではなく、そもそもリスクのある行動をやめているので『回避』だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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