SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成26年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問24

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

SOAを説明したものはどれか。

選択肢

  1. ア
    企業改革において既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し、 業務フロー、 管理機構、 情報システムを再構築する手法のこと
  2. イ
    企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために、 基幹業務を部門ごとではなく統合的に管理するための業務システムのこと
  3. ウ
    発注者とITアウトソーシングサービス提供者との問で、 サービスの品質について合意した文書のこと
  4. エ
    ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を、 ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと
解き方のヒントを見る

午前I 問24

企業の仕事の流れを、材料を仕入れて作って売るような「主活動」と、それを裏で支える人事・技術・調達などの「支援活動」に分けて見ていく考え方だよ。どこにコストがかかっていて、どこが他社との違いになるのかを整理するんだ。

この問題で問われていること

SWOTは強み・弱み・機会・脅威を見るもの、PPMは事業の位置づけを見るものだよ。この問題では、会社の活動を細かく分解して分析する手法だと見抜けるかがポイントだよ。

Value Chain

value chain analysis decomposes business activities to identify where value is created and competitive advantage arises

primary activities\nsupport activities\nvalue creation

確認ポイント

  • 市場成長率の分析ではありません。
  • 活動を分けて価値を見る。
  • バリューチェーンを選ぶ。
正解と解説を見る

正解

エ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。これはBPRの説明だね。BPRは、今の仕事のやり方や組織のルールを根本から見直して、業務の流れを作り直すことなんだ。たとえば、古い店のレジ待ちが長いから、会計方法や店員の配置そのものを見直すようなイメージだよ。SOAのようにシステム機能をサービス部品として設計する話ではないよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。これはERPの説明だね。ERPは、会計・販売・在庫・人事など会社の大事な業務をバラバラに管理せず、まとめて管理する仕組みなんだ。たとえば、家計簿、冷蔵庫の在庫、買い物リストを別々のノートで管理するのではなく、1冊のノートにまとめる感じだよ。SOAの「サービス部品を組み合わせる考え方」とは別物だよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。これはSLAの説明だね。SLAは、サービスを頼む側と提供する側が「どのくらいの品質で提供するか」を決めた約束書きなんだ。たとえば、宅配サービスで「翌日までに届ける」「壊れたら補償する」と約束する契約のようなものだよ。SOAのシステム構成の考え方ではなく、サービス品質の合意文書のことだよ。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。SOAは、業務で使う機能を「サービス」という部品として用意し、それらを組み合わせてシステムを作る考え方なんだ。たとえば、料理を一から全部作るのではなく、「ご飯を炊く係」「味噌汁を作る係」「配達する係」みたいな部品を必要に応じて呼び出して使うイメージだよ。ビジネスプロセスを支える機能をサービスとして提供する、という説明なのでSOAに合っているよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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