SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成25年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問6

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

稼働率がヶ (0くみぐ1) の装置三つを用いて図のようにシステムを設計するとき、 システムの稼働率が装置単体の稼働率を上回るものはどれか。ここで、 並列に接続されている部分は、 いずれかの経路が稼働していればシステムは稼働しているものとする。

選択肢

  1. ア
    AとB
  2. イ
    AとCc
  3. ウ
    BとC
  4. エ
    全て
解き方のヒントを見る

午前I 問06

ページング方式では、必要なページがメモリにないときにページフォールトが起きるよ。そのタイミングで、ハードディスクやSSDなどの二次記憶から必要なページを読み込むんだ。たとえるなら、机の上に全部の資料を置けなくても、必要になった資料だけ本棚から持ってくるイメージ。だから、実際の物理メモリより大きな仮想記憶空間を扱えるんだよ。

この問題で問われていること

ここでは、ページング方式とセグメント方式の違いを見分けられるかがポイントだよ。ページングは固定サイズのページ単位で管理する方式、セグメント方式はプログラムの意味のあるまとまり単位で管理する方式、と区別しておこう。

Paging

paging manages virtual memory with fixed-size pages and loads pages into main memory on demand

fixed-size pages\npage fault\nvirtual memory

確認ポイント

  • 可変長区画ではありません。
  • 必要ページだけを読む。
  • 固定長ページ管理を押さえる。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

「AとB」は間違いだよ。Aは3台並列で、3つの窓口のどれかが開いていればサービスできるから、単体より稼働率は上がるよ。でもBは、最初の1台を必ず通らないといけない一本道がある。受付が1つしかない店で、奥だけ窓口を増やしても受付が閉まれば終わり、という感じで単体より上回らないんだ。

選択肢イ(正解)

「AとC」が正解だよ。Aは3台が並列で、3本の橋のどれか1本でも渡れればOKだから、1本だけより止まりにくい。Cは、上の1台だけの道と、下の2台直列の道が並列になっていて、上の道が使えるだけでも動くし、下の道が全部動いても動く。つまり逃げ道が増えているので、単体の稼働率αより高くなるんだ。

選択肢ウ

「BとC」は間違いだよ。Cは正しいけれど、Bがダメ。Bは最初の1台が直列に入っていて、ここが壊れたら後ろの2台が元気でもシステムは止まる。玄関の鍵が1つしかなくて、部屋の中に予備ドアがあっても玄関が開かなければ入れない、というイメージだよ。だからBは単体の稼働率を上回らないんだ。

選択肢エ

「全て」は間違いだよ。Aは3台のどれか1台でも動けばOKなので、予備の鍵を3本持つように単体より安心。Cも、上の1台ルートか下の2台セットルートのどちらかが動けばOKなので単体より安心。でもBは、入口の1台が必ず動いた上で、後ろの2台のどちらかも動く必要がある形。入口で止まったら全部止まるので、単体より良くならないんだ。だから全部ではないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問6(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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