SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成25年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問5

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

フェールセーフの考え方として、 適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    システムに障害が発生したときでも、 常に安全側にシステムを制御する。
  2. イ
    システムの機能に異常が発生したときに、 すぐにシステムを停止しないで機能を縮明させて運用を継続する。
  3. ウ
    システムを構成する要素のうち、 信頼性に大きく影響するものを複数備えることによって、 システムの信頼性を高める。
  4. エ
    不特定多数の人が操作しても、 誤動作が起こりにくいように設計する。
解き方のヒントを見る

午前I 問05

故障が起きる回数そのものを減らす対策は、ざっくり言うと「壊れにくくする」工夫だよ。だから、故障と故障の間の平均時間を表す MTBF を伸ばす効果が出やすい。一方、MTTR は「壊れたあと、どれだけ早く直せるか」の話なので、目的が別だと区別しよう。

この問題で問われていること

この問題では、MTBF は「壊れにくさ」、MTTR は「直しやすさ・復旧の速さ」を見る指標だと分けて考えられるかがポイントだよ。

MTTR

MTTR is reduced by measures that speed recovery after failure、 such as spare equipment and prepared procedures

focus on repair speed\nspare units\nrecovery procedures

確認ポイント

  • 故障予防だけでは MTTR は下がらない。
  • 復旧時間短縮策を選ぶ。
  • 修理の速さに注目する。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。フェールセーフは、故障しても危ない方向に進ませず、安全な状態に倒す考え方なんだ。例えば、信号機が故障したら全部消えるより赤点滅にして注意させる、電車のブレーキ系が異常なら止まる、みたいなイメージだよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。これは「フェールソフト」の説明だね。例えば、エレベーターの一部機能が壊れても、速度を落として最寄り階まで動かすようなイメージだよ。止めずに機能を小さくして続ける話で、安全側に制御するフェールセーフとは少し違うよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。これは「フォールトトレラント」や冗長化の説明だね。大事な鍵を1本だけでなく合鍵も用意しておいて、1本なくしても家に入れるようにする感じだよ。信頼性を上げる話であって、故障時に安全側へ制御するフェールセーフそのものではないよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。これは「フールプルーフ」の説明で、人が押し間違えても事故にならないようにする考え方なんだ。例えば、電子レンジの扉が開いていると動かない仕組みみたいなものだね。今回聞かれているフェールセーフは、人のミス対策ではなく、故障したときに安全側へ動かす考え方だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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