SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問23

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

情報戦略における全体最適化計画策定の段階で、 業務モデルを定義する目的はどれか。

選択肢

  1. ア
    企業の全体業務と使用される情報の関連を整理し、 情報システムのあるべき姿を明確化すること
  2. イ
    システム化の範囲や開発規模を把握し、 システム化に要する期問、 開発工数、 開発費用を見積もること
  3. ウ
    情報システムの構築のために必要なハードウェア、 ソフトウェア、 ネットワークなどの構成要素を洗い出すこと
  4. エ
    情報システムを実際に運用するために必要なユーザマニュアルや運用マニュアルを作成するために、 業務手順を確認すること
解き方のヒントを見る

ビジネスの「最終的なゴール(目標数値)」を設定する(KGI)

目標管理の用語「KGI(重要目標達成指標)」についての問題だよ。これは、ビジネスやプロジェクトが最終的に達成したい「利益額」「売上高」「顧客数」といった『決定的な成果』を数字で表したものなんだ。このゴールをクリアするための途中の活動プロセスを数値化した「KPI(重要業績評価指標)」とは区別して覚えよう!

この問題で問われていること

プロジェクト成功の鍵となる要因(CSF)や、途中の実行プロセスを測る指標(KPI)と区別して、「最終的な経営目標・プロジェクト成果の達成度合いを定量的に評価する指標(KGI)」の役割を選び取ろう。

KGI

a KGI is a high-level metric representing achievement of a final business goal

final result metric\nabove KPI

確認ポイント

  • 途中経過の測定ではありません。
  • 最終結果を見る。
  • KGI を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

これは正解の内容だよ。企業全体の仕事の流れと、そこで使われる情報の関係を整理して、情報システムの理想の姿をはっきりさせる説明だね。町全体の地図を見て『どこに道路や駅を作ると便利か』を考えるように、個別の機械や費用の前に、全体としてどうあるべきかを決める段階だよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。これは「どこまで作るか」「いくら・何日かかるか」を見積もる話で、家づくりでいうと『何部屋にして、工事費はいくら?』を考える段階だね。情報システムの全体像や理想像を整理する説明ではないよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークを洗い出すのは、料理でいうと『鍋・包丁・コンロを何にする?』を決めるような話だね。必要な道具の確認であって、企業全体の業務と情報の関係を整理する作業とは違うよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。ユーザマニュアルや運用マニュアルを作るために業務手順を確認するのは、お店の新人向けに『レジの打ち方マニュアル』を作るようなものだよ。実際に使う・運用するための準備であって、情報システムのあるべき姿を決める話ではないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問23(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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