SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア考えられる全ての項目に対し、 サービスレベルを設定する。
- イ顧客の要望とコストとの兼ね合いで. サービスレベルを設定する。
- ウサービスレベルを設定する全ての項目に対し、 ペナルティとしての補償を設定する。
- エ将来にわたって変更が不要なサービスレベルを設定する。
解き方のヒントを見る
既存の顧客に、まったく新しい製品を売り込んで売上を伸ばす「新製品開発戦略」(アンゾフ)
企業の成長戦略モデル「アンゾフの成長マトリクス」についての問題だよ。企業がビジネスを拡大するアプローチは4つに整理できる。その中で、「すでに付き合いのあるなじみの市場(既存の顧客)」に対して、「自社で新しく作った商品(新規の製品)」を投入して売上を拡大していくアプローチのことを「新製品開発戦略」と呼ぶよ。
この問題で問われていること
「既存市場*新規製品」のマスに該当する戦略(新製品開発戦略)を正しく選べるようにしておこう。他の3つのマス(市場浸透、市場開拓、多角化)の定義もしっかり整理しておこう。
Ansoff Matrix
Ansoff’s matrix classifies growth strategies by existing/new markets and products
existing/new market\nexisting/new product
確認ポイント
- 市場成長率と相対シェアの図ではありません。
- 市場と製品の新旧で考える。
- アンゾフを選ぶ。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは間違いだよ。考えられる全項目を全部約束に入れるのは、ホテルで「枕の硬さから廊下の温度まで全部保証します」と言うようなものだよ。管理が大変になりすぎるし、本当に重要なサービス品質が見えにくくなるので、必要な項目に絞って設定しよう。
選択肢イ
これは正解だよ。サービスレベルは、レストランで「高級食材を全部使えば最高だけど、その分すごく高くなるよね」と相談するのに似ているよ。顧客が望む速さ・品質・対応時間と、それを実現するためのコストのバランスを見て、現実的に守れる約束を決めるのが大事なんだ。
選択肢ウ
これは間違いだよ。すべての項目に罰金のような補償を付ける必要はないよ。たとえば宅配で「1分遅れたら全部返金」とすると運用が重くなりすぎるよね。補償は重要度や契約内容に応じて決めるもので、全項目に必ず付けるものではないんだ。
選択肢エ(正解)
これは間違いだよ。サービスレベルは一度決めたら永久固定、というものではないよ。お店の営業時間や混雑状況が変わればルールを見直すのと同じで、業務や顧客の要望、技術、コストが変わったら、サービスレベルも必要に応じて見直すんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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