SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問8
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア公開サーバへのワームの侵入は、 IDSでは検知できない。
- イ未知のワームの侵入は、 パターンマッチング方式で検知できる。
- ウワームは、 アプリケーションソフトの脆弱性を突いて侵入できる。
- エワームは、 仮想0S環境内のゲスト0Sに侵入できない。
解き方のヒントを見る
人間がクリックしなくても、システムの隙間(脆弱性)を見つけて「勝手に潜り込み、勝手に自己増殖する」ウイルス(ワーム)
ウイルスの一種である「ワーム(Worm)」の特徴問題だよ。普通の「ファイル感染型ウイルス」は、人間が怪しいメールの添付ファイルを開くことで動き始めるけれど、ワームは人間が何もしなくても動くんだ。ネットワークを経由して、OSやアプリのセキュリティの弱点(脆弱性)を突き、勝手にパソコンに侵入して、さらに隣のパソコンへと自己複製しながらどんどん感染を広げていくのが特徴だよ。
この問題で問われていること
人間による実行(添付ファイルの開封など)を必要とせず、「OSやソフトウェアの脆弱性を突いて、ネットワーク経由で自動的に侵入・感染を広げていく」というワームの凶悪な性質を見抜こう。
ワームの侵入経路
脆弱性が残るサーバやアプリケーションに対して、自動的に侵入し、自己複製しながら他ホストへ広がるのがワームの特徴です。
脆弱性を悪用\n-> 自動侵入\n-> 自己拡散
確認ポイント
- IDS で検知できないと断定することはできません。
- 未知ワームをパターンマッチングだけで確実に検知することもできません。
- 脆弱性悪用による侵入を選びます。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは間違いだよ。IDSはネットワークやサーバへの怪しい通信を見張る警備員のようなものだよ。公開サーバへのワーム侵入の兆候も、通信パターンや攻撃の特徴から検知できる場合があるんだ。だから「IDSでは検知できない」と言い切るのは不適切だよ。
選択肢イ
これは間違いだよ。パターンマッチング方式は、指名手配写真と照合するようなものなんだ。すでに特徴が分かっているワームなら見つけやすいけど、未知のワームはまだ写真がない泥棒みたいなものだから、基本的には検知が難しいよ。
選択肢ウ(正解)
これは正しいよ。ワームは、OSだけでなくアプリケーションソフトの弱点も狙えるんだ。たとえるなら、玄関の鍵がしっかりしていても、受付窓口の対応に穴があればそこから入り込まれる感じだよ。メールソフトやWebアプリなどの脆弱性を突いて侵入することがあるよ。
選択肢エ
これは間違いだよ。仮想OSの中のゲストOSも、外から見れば普通のコンピュータみたいに通信していることがあるんだ。たとえるなら、マンションの一室だから泥棒が絶対入れない、とは言えないのと同じだよ。ゲストOSに脆弱性があれば、ワームが侵入する可能性はあるよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問8(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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